第5回「日中未來創(chuàng)発フォーラム」が東京で開幕
東京で開幕した第5回「日中未來創(chuàng)発フォーラム」。撮影?蔣暁辰
笹川平和財団笹川日中友好基金が主催する第5回「日中未來創(chuàng)発フォーラム」がこのほど、東京で開幕した。東京大學(xué)や中國人民大學(xué)といった大學(xué)の中國と日本の大學(xué)生、大學(xué)院生ら約100人がオンライン?オフラインの形でキックオフに參加した。人民網(wǎng)が報じた。
今回は「20年後の私たちのために未來を描く」をテーマに、學(xué)生らが2ヶ月にわたって基調(diào)講演、テーマ別の実地體験、テーマ別のチーム発表などを通して、相手の國や文化についての理解を深め、環(huán)境、福祉、文化、教育の4つのテーマの未來にどのような可能性があるのか探っていくことになっている。
キックオフの様子。撮影?蔣暁辰
主催者代表の尾形慶祐氏は、これまでのフォーラムを振り返り、今年はその規(guī)模がさらに大きくなったと紹介した上で、「両國の若者が積極的に意見を交換し、相互理解を深め、新しいアイデアを生み出してくれることを願っている」とした。
パネルディスカッション。撮影?蔣暁辰
世界的IT企業(yè)のAI専門家?尹旭東氏、中國人民大學(xué)法學(xué)院の黃尹旭準教授、學(xué)生団體「京論壇」の代表を務(wù)める岡田智七永さん、副代表を務(wù)める上田理沙さんがそれぞれ基調(diào)講演を行い、人工知能(AI)や教育といった分野に対する見方を語ったほか、中日の若者に2ヶ月間の交流の機會をフル活用し、積極的に交流し、視野を広げるよう期待を寄せた。
キックオフ當(dāng)日、両國の若者は環(huán)境、文化、福祉、教育の4つのテーマに分かれて、グループディスカッションを行い、フォーラムに參加した理由や2ヶ月間の計畫、研究課題などについて話し合った。東海大學(xué)の森山美紀子教授や東京大學(xué)の張玥講師、清華大學(xué)の于智博士などがファシリテーターを務(wù)め、參加者に指導(dǎo)とアドバイスを行った。
グループディスカッションの様子。撮影?蔣暁辰
「Panda杯 全日本青年作文コンクール2023」の受賞者で、それをきっかけに、日中交流活動に積極的に參加するようになったという橫浜國立大學(xué)の2年生?倉持和輝さんは、「今回のフォーラムには日本、中國、ドイツといった複數(shù)の國の學(xué)生が參加している。國際関係や環(huán)境問題といった多様な課題について、みんなで話し合うことで、有意義な一日を送ることができた。交流の過程で、日本の學(xué)生は自分の意見をあまり言いたがらないのに対して、同じチームの中國の學(xué)生は『こうしたほうがもっと効率的』と自分の考えを積極的に語っていたことがとても印象的だった」と笑顔で話していた。
中國語と日本語を練習(xí)するために今回のフォーラムに參加したという北京語言大學(xué)?東京校に通うドイツ人留學(xué)生のトルベンさんは、「みんなと交流できてとても楽しかった。今後は、中日文化の革新的発展をテーマにアンケート調(diào)査を?qū)g施したい」と語っていた。
今年5月に「2024日中友好都市東京都青年訪中団」の一員として中國を訪問したという創(chuàng)価大學(xué)に通う大學(xué)院生の戸塚健人さんは、「その時に初めて中國に行った。雄大な萬里の長城やハイレベルの國際會議センターがとても印象的だった。また、中國文化の奧深さにも魅了された。今後も中國の學(xué)生とじっくりと交流したい」と話していた。
交流する中日の若者。撮影?蔣暁辰
2022年から始まった「日中未來創(chuàng)発ワークショップ」は、中日の若者が交流と対話を通して理解を深め、さらに安定した両國関係をどのように築いていくかを考える機會とするのが目的だ。規(guī)模がさらに大きくなった「第5回日中未來創(chuàng)発フォーラム」は中國人民大學(xué)や日本科學(xué)協(xié)會、日中関係學(xué)會、東京都日中友好協(xié)會が協(xié)力し、日本の外務(wù)省、在日本中國大使館教育処がサポートを提供している。協(xié)力メディアは人民網(wǎng)日本株式會社だ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年9月29日
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