安徽省阜陽(yáng)市のある中學(xué)校(中高一貫校)の教室に今月8日、60個(gè)のハンバーガーが並べられ、「皆さん、ハンバーガーを取りに來(lái)てください！」と阿楽さんが呼びかけると、生徒たちは歓聲をあげていた。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

阿楽さんは生徒たちになぜハンバーガーを?qū)盲堡郡韦坤恧Δ?/p>

今月1日、阜陽(yáng)市でハンバーガーショップを経営している00後(2000年以降生まれ)の阿楽さんは、客との連絡(luò)に使っているスマホを不注意から無(wú)くしてしまった。「無(wú)くしてから1時(shí)間ほど経って気付いたため、もう見(jiàn)つからないと思っていた。でも無(wú)くしたスマホに電話をかけてみたら、つながって、ある男性が電話に出た。そして、僕が取りに行くまで、ずっとその場(chǎng)で待っていてくれた」と阿楽さん。

その親切な男性とは教師の楊成付さんで、感謝の気持ちを示すために、阿楽さんは、ちょっとした謝禮を渡そうとしたものの、斷られてしまったという。阿楽さんは「僕にとって、あのスマホはとても大事なもの。僕を助けてくれたのに、謝禮も受け取ってくれないので、それならば、楊先生のクラスの生徒たちが先生のことを誇らしく感じ、楊先生が尊敬されるようにしようと思い、それにはどうしたらいいかを考えた」と話す。

そこで得意のハンバーガーを作って、楊先生の生徒にプレゼントすることにした。國(guó)慶節(jié)(建國(guó)記念日、10月1日)の7連休が終わって1日目の登校日となった8日、阿楽さんはその計(jì)畫(huà)を?qū)g行に移し、朝早く起きて、ハンバーガーを60個(gè)作った。そして店から30キロほど離れた場(chǎng)所にある學(xué)校に車(chē)で向かい、お晝休みに合わせて楊先生のクラスに屆けた。

多くの言葉より、行動(dòng)のほうが説得力があると言うように、楊先生は自らの行動(dòng)によって、拾った物は必ず持ち主に屆けるという大切なことを生徒たちに教えたと言えるだろう。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年10月12日