美しい秋景色の中、広西壯（チワン）族自治區(qū)羅城仫佬族自治県東門(mén)鎮(zhèn)燕塘村六稿屯にある大型ビニールハウスでは、毛のふわふわした丸っこいテンジクネズミたちがサトウキビの葉と牧草をおいしそうに食べていた。

廖大奎さんは同屯の屯長(zhǎng)であり、農(nóng)村の貧困脫卻のリーダーでもある。6.7ヘクタール以上の畑でサトウキビを育て、100頭以上の豚と5000匹以上のテンジクネズミを飼育すると同時(shí)に、鶏?アヒルの飼育やパッションフルーツの栽培なども手がけている。

廖さんは、「テンジクネズミの飼育は少ない投資で大きな利益があり、すぐに効果が現(xiàn)れ、ますます多くの人に認(rèn)知されている。冬は朝と夜の2回、サトウキビの葉や牧草などを與えるだけでよく、夏は朝晝晩の3回與えればいい。うちにはサトウキビ畑が6.7ヘクタールあり、テンジクネズミに與えるエサは十分すぎるほどある」と説明した。

廖さんは今、屯內(nèi)の3戸の農(nóng)家がテンジクネズミの飼育を始めるよう後押ししており、周辺の村と郷?鎮(zhèn)の人々も廖さんのところへ繁殖用のテンジクネズミを買(mǎi)いに來(lái)るようになっている。廖さんは、「今、市場(chǎng)では成長(zhǎng)したテンジクネズミの買(mǎi)い取り価格は500グラムあたり約25元（1元は約21.0円）だが、繁殖用なら1匹で40元になり、メス3匹とオス1匹のセットで取引されることが一般的だ。主な販売先は福建省、広東省、広西壯族自治區(qū)柳州市などの地域で、1年間の純収入は15萬(wàn)元ほどになる」と話した。

廖さんはテンジクネズミ飼育産業(yè)の將來(lái)性を楽観視している。実際、テンジクネズミは廖さんに富をもたらした可愛(ài)い小動(dòng)物で、小さなテンジクネズミの産業(yè)が大きな収益をもたらした。廖さんは引き続き飼育の規(guī)模を拡大すると同時(shí)に、周?chē)欷稳恕─瑜甓啶匹螗弗庭亥撙物曈藖\り出すようはたらきかける計(jì)畫(huà)だ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年10月21日