長(zhǎng)安汽車の朱華栄會(huì)長(zhǎng)はこのほど取材に対し、「『メイド?イン?重慶』の自動(dòng)車には、四川省の関連製品が欠かせない」と述べた。バッテリーは新エネルギー自動(dòng)車の3つの中核技術(shù)（バッテリー、モーター、電子制御システム）の一つで、四川省宜賓市の産業(yè)のシンボルだ。人民網(wǎng)が伝えた。

重慶市の今年1－6月の自動(dòng)車生産臺(tái)數(shù)は121萬4000臺(tái)で、新エネルギー自動(dòng)車の生産臺(tái)數(shù)の成長(zhǎng)率で中國(guó)全土の自動(dòng)車生産臺(tái)數(shù)トップ10省?直轄市の1位になった。宜賓の動(dòng)力電池産業(yè)の生産高は2023年に初めて1千億元の大臺(tái)を突破し、1013億元（1元は約21.6円）に達(dá)した。中國(guó)全土で動(dòng)力電池産業(yè)チェーンが最も揃い、関連産業(yè)の能力が最も高い地域の一つになった。

四川時(shí)代の動(dòng)力電池セル。撮影?胡虹

成都?重慶2都市経済圏建設(shè)戦略が実施されてから、両地域は良好な動(dòng)力電池産業(yè)チェーンエコシステムに基づき新エネルギー分野の協(xié)力を深め続けている。手を攜え世界レベルのリチウム電池産業(yè)クラスターを共同建設(shè)することは、同経済圏建設(shè)の重要な措置の一つになっている。

四川時(shí)代新エネルギー科技有限公司（四川時(shí)代）の楊偉平副社長(zhǎng)は、「四川省と重慶市の産業(yè)融合度が持続的に向上し、四川製のリチウム電池が重慶の自動(dòng)車工場(chǎng)に販売され、重慶製の自動(dòng)車が四川を含む全國(guó)各地に販売されている。重慶でも現(xiàn)在、19社のリチウム電池メーカーが當(dāng)社に原材料を供給している」と説明した。

寧徳時(shí)代をはじめとするリチウム電池リーディングカンパニーが近年、四川と重慶に次々進(jìn)出し、200社以上の産業(yè)チェーン川上?川下企業(yè)を牽引している。鉱産物開発、リチウム材料生産、バッテリー製造、技術(shù)研究開発、製品販売などの全産業(yè)チェーンを網(wǎng)羅する1兆元クラスの動(dòng)力電池産業(yè)クラスターを構(gòu)築した。

四川省宜賓市で、四川時(shí)代は長(zhǎng)安汽車と共同で建設(shè)した時(shí)代長(zhǎng)安動(dòng)力電池生産拠點(diǎn)を含む7ヶ所の動(dòng)力電池生産拠點(diǎn)の建設(shè)に投資した。うち?xí)r代長(zhǎng)安動(dòng)力電池生産拠點(diǎn)は1秒でバッテリーセル1個(gè)がラインオフという生産速度を達(dá)成した。

楊氏は、「生産開始から3年にわたり、當(dāng)社のサプライチェーンの四川?重慶現(xiàn)地化率は50％を超えている。四川?重慶地域の産業(yè)融合度のさらなる向上に伴い、この割合は80－90％に達(dá)する見込みだ」と述べた。

宜賓市経済協(xié)力?新興産業(yè)局の徐健副局長(zhǎng)は、「宜賓の動(dòng)力電池産業(yè)は無から有へ、そして質(zhì)の高い発展を遂げた。完成した生産能力は180GWh。四川時(shí)代8期は今年8月末に正式に著工した。稼働開始後、宜賓の動(dòng)力電池の完成した生産能力は210GWhに達(dá)する見込みだ。水酸化リチウム、炭酸リチウム、リン酸鉄などの川上基礎(chǔ)原材料から正負(fù)極材料など6つのモジュール、さらには動(dòng)力電池セル及び新エネルギー自動(dòng)車完成車やバッテリー回収?リサイクルに至る、動(dòng)力電池グリーン閉ループ全産業(yè)チェーンを初期的に構(gòu)築する」と説明した。

成都と重慶の産業(yè)相互補(bǔ)完協(xié)力が日増しに緊密化し、宜賓と重慶の協(xié)力もさらに広がりを見せている。

技術(shù)の研究開発?インキュベーションの面では、宜賓は西部サイエンスシティスマートコネクテッドカーイノベーションセンター並びに李克強(qiáng)院士研究開発連攜拠點(diǎn)と協(xié)力し、宜賓でスマート運(yùn)転類製品、自動(dòng)運(yùn)転ソリューション、「車?道路?クラウド統(tǒng)合」などの新型研究開発プラットフォームを建設(shè)?運(yùn)営している。同時(shí)に宜賓は中國(guó)科學(xué)院院士で清華大學(xué)教授の歐陽明高氏の科學(xué)研究?産業(yè)化チームと共同で「歐陽明高院士研究開発連攜拠點(diǎn)」を建設(shè)し、行政?企業(yè)?大學(xué)?研究機(jī)関協(xié)力科學(xué)技術(shù)イノベーション及び成果の移転?実用化プラットフォームを深めている。宜賓市、成都?重慶地域、中國(guó)內(nèi)外の新エネルギー自動(dòng)車産業(yè)?大學(xué)?研究機(jī)関と緊密に協(xié)力し、動(dòng)力電池を中核とする新エネルギー自動(dòng)車全技術(shù)チェーン?産業(yè)チェーンの発展の推進(jìn)に取り組んでいる。

歐陽明高院士研究開発連攜拠點(diǎn)が展示した成果。撮影?胡虹

徐氏は、「宜賓は今後も動(dòng)力電池の現(xiàn)地における関連能力の強(qiáng)化、固體電池などの新たな技術(shù)ロードマップ、新型エネルギー貯蔵などの応用シーンに焦點(diǎn)を當(dāng)て、産業(yè)の質(zhì)と効果の向上を推進(jìn)し、出荷臺(tái)數(shù)と売上高の倍増を?qū)g現(xiàn)する。同時(shí)に四川と重慶の協(xié)力をさらに深め、地域経済の質(zhì)の高い発展を共に推進(jìn)する」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年11月1日