廈門の荒れ山が「花の海」に大変身 パウダルコが見頃迎え観光客で賑わう
福建廈門(アモイ)市集美區(qū)渓西村下荘里では今、約13.3ヘクタールの土地に植えられたパウダルコの花が満開となっている。ボリュームのある淡い紫色の花が咲き誇る様子はまさに圧巻だ。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
パウダルコを栽培している黃さんと一緒に、曲がりくねった山道を北に向かって歩いていくと、その途中でパウダルコが両脇に植えられた道があり、甘くフローラルで爽やかな香りがふんわりと心地よく漂ってきた。さらに10分ほど歩くと、視界がぱっと開け、辺り一面がロマンチックな淡い紫色となっていた。冬のやわらかな日差しに誘われて、一面に植えられているパウダルコが競(jìng)うように花を咲かせている。枝いっぱいに筒狀の花が咲き、そよ風(fēng)に吹かれると爽やかな香りが漂い、幸せな気分にしてくれる。
黃さんは、「ここは以前、荒れ山で見向きもされなかった。でも今は、渓村に新たな活気と活力をもたらしてくれている」と話す。黃さんによると、下荘里はもともと果物畑だったが、9年前に臺(tái)風(fēng)で荒れ果ててしまった。それから10年後の2019年、黃さんと村民たちは、その荒れ山を特色ある文化観光?レクリエーションスポットにすることを決めたという。
荒れ山のゴミなどをきれいに片づけ、土地をならし、土を耕して、肥料をまいた後、黃さんらがパウダルコを植えたところ、すくすく育って、きれいな花を咲かせるようになった。やがて、うわさを聞きつけてたくさんの市民や観光客がやって來(lái)るようになったため、黃さんと村民は2023年に、この場(chǎng)所を一般開放することにした。現(xiàn)在、この土地にはパウダルコが6000本以上植えられ、「毎年開花期になると、淡い紫色の花が満開になって、辺り一面が『花の?!护趣胜辍⒔~景が広がる」という。
パウダルコの開花期は2ヶ月ほど続き、春節(jié)(舊正月、今年は1月29日)に合わせた8連休中も見頃が続くという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年1月17日
注目フォトニュース
関連記事
- 文化観光を思う存分堪能できる黃河以南の河南省
- 中國(guó)國(guó)産大型旅客機(jī)C919が1月1日から上海と香港特區(qū)結(jié)ぶ路線に投入へ
- 宇宙服を著て火星で記念寫真?火山でスキー?烏蘭哈達(dá)火山群が面白い! 內(nèi)蒙古
- 「8階に停まる2系統(tǒng)のバス」が烏魯木斉の人気観光スポットに 新疆
- 巨大「ピカチュウ」が深センの南山區(qū)に出現(xiàn)
- 澳門祖國(guó)復(fù)帰25周年 澳門の25年の変化を記録し続けるカメラマン
- 冬になるとハクチョウと雪が風(fēng)物詩(shī)となる山東省の煙墩角村
- 三國(guó)志の文化やパンダのグッズ 四川省成都市が東南アジアの観光客に人気
- 寧夏銀川市、「中國(guó)年間最優(yōu)秀人材誘致都市」を4年連続受賞
- 2025年初の國(guó)旗掲揚(yáng) 天安門広場(chǎng)に5萬(wàn)1千人
掲載された記事、寫真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn