春節(jié)（舊正月、2025年は1月29日）が近づき、浙江省衢州市常山県では一部の搾油場(chǎng)で油を搾る作業(yè)が急ピッチで進(jìn)められていた?，F(xiàn)地の搾油職人は、「最後の搾りを終えれば、今シーズンの山茶油（茶の実オイル）の生産は順調(diào)に終了する」と話した。

油が取れる油茶の木を植えることから、実を結(jié)び、搾油作業(yè)に至るまで、小さな油茶の実が農(nóng)村振興の活力をかき立て、10億元（1元は約21.3円）規(guī)模の大きな産業(yè)を生み出した。

同省が最近、2024年の県エリアでの10億元規(guī)模以上の特産品全産業(yè)チェーンのリストを発表し、常山県の油茶産業(yè)も入選した。関連データを見ると、24年の常山の油茶の全産業(yè)チェーンの付加価値額は17億元を突破した。

常山県は油茶栽培で2000年以上の歴史があり、「中國(guó)油茶のふるさと」、「浙江のグリーンオイルバンク」などと呼ばれている。ここ數(shù)年の間に、優(yōu)良品種を選んで栽培し、大規(guī)模な譲渡経営や栽培の集約化などの改良措置を進(jìn)めたことから、油茶の栽培面積が約1萬9333ヘクタールまで増え、年間生産量は2100トンを超えた。

恵まれた自然環(huán)境が同県の油茶産業(yè)の発展の土臺(tái)だ。常山県油茶産業(yè)発展センターの王昆喜センター長(zhǎng)は、「常山県は森林カバー率が63.2％に達(dá)し、流出水質(zhì)は3級(jí)の水質(zhì)基準(zhǔn)を満たし、大気質(zhì)は通年にわたり2級(jí)以上を保っている」と説明した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年1月21日