フランス訪問中の習近平國家主席と彭麗媛夫人は26日、リヨンのメリュー生物科學研究センターを見學した。

　習主席はセンターの発展について説明を受けた。古い寫真の一枚一枚が、メリュー家の數(shù)代にわたる中國との友好交流を物語っている。早くも中仏國交樹立前にアラン?メリュー氏の岳父が両國の自動車協(xié)力を積極的に推進し、周恩來、鄧小平といった當時の中國指導者から稱賛された。メリュー生物科學研究センターは數(shù)十年にわたり、結核予防?治療、感染対策、新感染癥対策などの分野で中國と協(xié)力を繰り広げてきた。雙方は上海に生産研究開発拠點を築き、武漢にバイオセーフティーレベル4の実験室を建設した。アラン?メリュー氏は2012年の訪中時、習近平國家副主席（當時）の接見を受けた。中仏國交樹立50周年にあたり、アラン?メリュー氏は記念行事のフランス側賛助委員會委員長に就任した。

　説明を受けた習主席は「メリューグループと中國側の協(xié)力がこれほど多くの成果を上げたことを、喜ばしく思う。中仏友好協(xié)力の促進に向けたあなた方の貢獻を稱賛する」と述べた。

　1963年設立の同センターは細菌學と感染癥診斷分野で世界をリードする著名企業(yè)となり、影響力の大きい様々な重要ワクチンの開発に成功した。習主席は「中國は現(xiàn)在、衛(wèi)生事業(yè)の改革?発展を後押しし、公衆(zhòng)衛(wèi)生と醫(yī)療サービスシステムの整備を重要な取り組みとしている。また、重大な感染癥の予防?治療能力を強化し、國民の健康水準を高め続けている。中仏の衛(wèi)生分野の交流は緊密で、大きな將來性がある。メリューグループが引き続き中仏の衛(wèi)生協(xié)力を積極的に促進し、両國各界の友好人士と共に、中仏友好の新たな章を書き記すことを希望する」と述べた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年3月27日

【特集】習近平國家主席　第3回核安全保障サミット出席と歐州4國歴訪