李克強総理は現(xiàn)地時間18日午前にロンドンで中英金融フォーラムに出席し、式辭を述べた。

　李総理は「近年、中英の金融協(xié)力は日増しに緊密化し、急速に進んでおり、両國協(xié)力の大きな見どころとなっている。ロンドンはアジア以外で最も重要なオフショア人民元市場の1つとなっている。今回われわれはロンドンに人民元決済銀行を設(shè)立し、人民元と英ポンドの直接取引を?qū)g現(xiàn)することを発表した。これは市場インフラを整え、取引コストと為替リスクを引き下げ、二國間投資?貿(mào)易のより良い発展を促進するうえでプラスだ」と表明。

　「中國は金融の改革開放を深化し、市場原則を遵守し、発展の必要に順応し、非合理的な政策的障壁を撤廃し、國內(nèi)外の金融?経済協(xié)力の発展に必要な基本的サービスを提供する。われわれは現(xiàn)在、金利の自由化改革を加速し、人民元相場の変動幅を拡大し、民間資本の金融業(yè)參入規(guī)制を緩和しており、金融業(yè)を含むサービス業(yè)の対外開放をさらに拡大する」と指摘した。

　李総理はまた「中英両國の金融業(yè)の強みによる相互補完、協(xié)力は新たなチャンスを迎えている。雙方が開放、互恵、実務(wù)、協(xié)力の精神に基づき、交流や意思疎通をさらに強化し、両國の金融協(xié)力を新たな段階へと押し上げ、中英の包括的?戦略的パートナーシップの力強い原動力とすることを希望する」と強調(diào)した。

　オズボーン英財務(wù)相は式辭で「金融協(xié)力は英中協(xié)力を構(gòu)成する重要な一部であり、近年前向きな進展を得ている。李総理の訪英中、ロンドンに人民元決済銀行を設(shè)立し、人民元と英ポンドの直接取引を開始することを発表した。これによって英中両國の金融協(xié)力は新たな段階に入り、両國の貿(mào)易?投資協(xié)力が力強く促される。中國側(cè)との協(xié)力水準(zhǔn)をさらに高めたい。人民元が國際通貨制度においてさらに大きな役割を発揮することを期待している」と表明した。

　中英金融フォーラムは中國人民銀行と英財務(wù)省が共催し、両國の金融界から約200人が出席した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月19日