中國は2001年から高齢化社會に突入している。「中國高齢事業(yè)発展報告（2013）」のデータによると、2013年の中國の高齢者人口數(shù)は2億人を突破し、総人口の14.8%を占める。江蘇省南通市如東県は計畫出産の「模範県」であると同時に、現(xiàn)在全國で高齢化レベルが最も高い県の一つである。如東県の現(xiàn)在の戸籍人口は約104萬人だが、17年連続で「マイナス成長」となっている。 新華網(wǎng)が伝えた。

如東県民政局の統(tǒng)計によると、2012年末の同県の60歳以上人口が総人口に占める割合は27.57%、65歳以上人口が総人口に占める割合は19.6%で、2つの指標はいずれも國家の平均水準を大きく上回っている。人口高齢化は農(nóng)業(yè)生産や住民の介護、人材育成といった分野で如東に多くの問題をもたらし、また徐々に発展の活力を制約するようになっている。

3世代目の一人っ子は高齢者介護の巨大な隠れた圧力に直面している。如東は中國の長壽の郷で、高齡者が多い。20歳前後の若者は將來、両親や父方と母方の祖父母を扶養(yǎng)する義務があり、「逆ピラミッド」式の隠れた高齢者介護の圧力を形成している。多くの現(xiàn)実の困難に直面し、如東県は暗中模索を続けている。「醫(yī)療と介護の連攜」という新型介護モデルや「若い高齢者」が「高齢の高齢者」を介護する在宅介護サービスの推進、「一人っ子同士の夫婦の2人目の子ども出産」という出産政策の提唱、高齢者向け不動産や観光といった「シルバー経済」開発の重視などの模索を行なっている?！父啐h化」レベルが最も高い県の一つである如東の現(xiàn)在は、多くの都市にとって遠くない未來の姿かもしれない。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月5日