上海協(xié)力機構対テロ合同軍事演習「平和の使命2014」の総監(jiān)督を務める中國人民解放軍の王寧副參謀総長は18日の取材に、今回の合同演習の5大特徴として以下を挙げた。
■政治的影響力の大きさ
今回の合同演習は「親、誠、恵、容」という外交理念および「1ロード、1ベルト」という戦略発展構想を十分に體現(xiàn)する観點から計畫、設計され、上海協(xié)力機構の深い相互信頼と実務協(xié)力の推進において積極的な事をし、実際の成果を上げることに努力する。特に初めて全過程を中國で実施し、6カ國參謀総長會議と軍楽祭を同時に組織し、上海協(xié)力機構の協(xié)力?交流の最新の成果を國際社會に示す。各加盟國の善隣?相互信頼の強化、地域の安全?安定の維持、公正で理にかなった國際政治の新秩序の構築推進にとって、重大かつ計り知れない政治的影響力を持つ。
■ハイレベル
今回の演習では、6カ國の參謀総長が朱日和訓練基地で実兵演習を視察、指導するほか、演習終了式に出席し、參加部隊を観閲する。また、上海協(xié)力機構事務局、地域対テロ機構、5つのオブザーバー國(イラン、パキスタン、アフガニスタン、モンゴル、インド)、3つの対話パートナー國(スリランカ、ベラルーシ、トルコ)、および60數(shù)カ國の中國駐在武官団も実兵演習を見學する。
今回の演習では參加5カ國が副參謀総長または軍區(qū)指揮官を派遣して合同監(jiān)督部を設置する。また、中國側が初めて総監(jiān)督を務め、全過程を計畫?組織する。これは各國が強く重視していることを十分に示すものであり、演習はさらに高い基準を求められてもいる。
■參加兵力の多さ
5カ國の參加兵力は計7000人余りで、陸軍、空軍、特殊作戦、空挺、電子対抗および戦略偵察、測量?ナビゲーション、気象?水文など各種部隊?分隊が中心で、早期警戒機、戦闘機、輸送機、ヘリコプター、無人機、および戦車、歩兵戦闘車、裝甲車、火砲、対空ミサイルなど新型武器?裝備を使用する。上海協(xié)力機構のこれまでの合同演習で、兵力?裝備が最多、新型作戦部隊が最多だ。
■演習課題の新しさ
今回の演習は対テロ合同戦役の準備と実施を押さえ、多國間合同決定、合同行動を組織し、合同組織?指揮、兵力混合編成合同演習を深化する組織?訓練方法を研究し、戦略戦役體系支援、精兵合同作戦の運用モデルの構築を模索し、正規(guī)作戦と非正規(guī)作戦の結合した行動様式の設計を革新し、情報主導の合同作戦、精確な作戦、非対稱作戦という特徴的要請の體現(xiàn)に盡力する。
■実戦化水準の高さ
今回の演習は戦略協(xié)議、戦役計畫、実兵演習という流れに沿って実施。演習背景と監(jiān)督設定は対テロ作戦任務の特徴を體現(xiàn)。戦役準備演習は情報システムに基づくことを重視し、データと作戦試験評価を用い、數(shù)量化分析、精確な計畫、精緻な協(xié)同を堅持する。戦役実施演習は合同作戦実験場を拠點に、全過程で対テロ作戦の要請に照らして実兵実弾検証を組織し、陣地目標を表示せず、彩色旗を挿さず、爆破點を設けず、現(xiàn)地の背景と似た隠れた標的を設け、部隊が戦場の環(huán)境を真に感知し、実戦能力を高めるようにする。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月19日
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