日本で訪日外國人旅行客を?qū)澫螭摔筏扛恼赶M(fèi)稅免稅制度」が今月1日から正式に施行された。これにより免稅対象品目が食品や化粧品、薬品、タバコなどにも拡大、最低消費(fèi)額も引き下げれ、免稅申請手続きも簡略化された。訪日外國人旅行客にとっては買い物コストを下げるに好都合な制度となりそうだ。

新免稅制度の分析

(1)免稅対象品目の拡大：これまで日本では家電や衣料品以外の品目については免稅対象外となっていたが、新制度の施行以降、免稅対象品目は食品、飲料、化粧品、薬品、タバコなどにも拡大した。特に女性にとって化粧品や人気の高い薬品の免稅は大きなメリットとなる。しかし、これらの免稅商品は日本滯在期間中の開封が禁止されており、販売店側(cè)は特殊な包裝をしている可能性がある。

(2)最低消費(fèi)額の引き下げ：新制度によると、免稅を申請できる最低消費(fèi)額はこれまでの1萬円から5千円に引き下げられる。この規(guī)定は新しく加入した店舗に適用されるが、10月1日以前に営業(yè)している店舗でも店舗ごとに導(dǎo)入を決めることが可能だという。実際に、外國人旅行客を引き付けようと積極的に最低消費(fèi)額の引き下げを図る店舗がほとんどだ。

(3)免稅手続きの簡略化：新免稅制度の施行に伴い、手続きの簡略化も進(jìn)められた。最も大きな変化の一つが手続きの電子化だ。以前は申請用紙に手書きで書き込むという形式であったため、電子化によって時間が大きく短縮された。注意しておきたいのが、免稅手続きが可能な店舗は、「Japan Tax-Free Shop」と表示された店舗に限るということだ。

中國のネットユーザーの反応：今回日本が新たに施行した免稅制度は、多くの中國人旅行客の購買欲を大いに刺激した。微博（ウェイボー）では、「私も買い物に行きたい」、「日本は買い物天國じゃないか！」といった前向きなコメントが見られたが、その一方で、「國慶節(jié)に外國人向け免稅制度が始まったから、化粧品店で団體客に遭遇し、お店が丸ごと持っていかれそうだった。日本國內(nèi)での開封が禁止されてるから、規(guī)定の包裝をするのに時間がかかって長蛇の列ができてしまい、時間がもったいないし商品も品切れ狀態(tài)」と新制度に対する不満の聲も聞かれた。

「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月15日