習(xí)近平國家主席は16日、G20首脳會議（オーストラリア?ブリスベン）に出席し、演説を行った。

　世界経済のリスク対処能力の強(qiáng)化について、習(xí)主席は「第1に、引き続き國際金融システムを改革し、國際通貨基金（IMF）のクオータ改革プロセスを加速する。第2に、世界的な徴稅協(xié)力を強(qiáng)化し、國際的な租稅回避を取り締り、途上國と低所得國の徴稅管理能力の向上を支援する。第3に、國際的な腐敗対策協(xié)力を深化する。第4に、開発問題への注目を強(qiáng)化し、成長によって開発を促進(jìn)し、開発によって成長を促進(jìn)する開発観を確立し、途上國の開発を支持する」と指摘した。

　エネルギー問題については「G20は世界経済ガバナンスの整備という戦略的観點から、エネルギー協(xié)力パートナーシップを構(gòu)築し、自由で開かれた、競爭に秩序があり、規(guī)制?監(jiān)督に実効性のある世界エネルギー大市場を構(gòu)築し、エネルギー価格と市場の安定を共同で維持し、エネルギー効率を高め、世界エネルギーガバナンスの原則を制定、整備し、消費(fèi)國、生産國、経由國が対等に協(xié)議し、共同で発展する?yún)f(xié)力の新構(gòu)造を形成する」と強(qiáng)調(diào)した。

　習(xí)主席は、データの透明性に関するG20の共通認(rèn)識に基づき、石油備蓄データを定期的に公表することを明らかにした。また、一次エネルギーに占める非化石エネルギーの割合を2030年までに20％前後に高めるとともに、気候変動南南協(xié)力基金を設(shè)立し、途上國の気候変動対策を支援する方針を発表した。

　國際貿(mào)易については「保護(hù)貿(mào)易主義は他國を損ない自國も利さない。G20には統(tǒng)一的で開かれた、包摂?shù)膜适澜绱笫袌訾螛?gòu)築を推進(jìn)し、ドーハ開発ラウンドの早期妥結(jié)を推進(jìn)する能力と責(zé)任がある。また、各國の特徴を発揮し、強(qiáng)みによる相互補(bǔ)完を?qū)g現(xiàn)するのにプラスの貿(mào)易環(huán)境を築き、グローバル?バリューチェーンにおける途上國の地位の向上と収益を支援する必要もある」と指摘した。

　會議はエボラ出血熱についても議論し、感染拡大防止策、救援面でG20は一層の役割を発揮すべきだと強(qiáng)調(diào)した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月17日