李克強(qiáng)総理は14日、日本國際貿(mào)易促進(jìn)協(xié)會の河野洋平會長および日本経済界の大規(guī)模な訪中団と人民大會堂で會談した。

　李総理は「現(xiàn)在中日関係は依然困難に直面しているが、雙方は両國関係の改善を望んでもいる。中國政府は対日関係の発展を重視し、歴史を鑑として未來に向かう精神に基づき、中日間の4つの基本文書を基礎(chǔ)に戦略的互恵関係を引き続き推し進(jìn)め、地域の國々と共に東アジアの平和?安定?発展?繁栄を維持することを望んでいる」と表明。

　「今年は世界反ファシズム戦爭ならびに中國人民抗日戦爭勝利70周年であり、中日関係は試練と共にチャンスにも直面している。鍵となるのは日本側(cè)が歴史問題をいかに受け止め、扱うかだ。河野氏が當(dāng)時発表した『河野談話』は政治家の勇気と責(zé)任を示し、『村山談話』と共に歴史問題に対して日本政府が持つべき正しい姿勢を示した。現(xiàn)在の情勢の下、日本側(cè)がアジア隣國との関係の長期的発展に著眼し、問題を適切に処理し、歴史を直視するとの前向きなメッセージを?qū)澩獾膜税kすることを希望する」と述べた。

　李総理はまた「中日は互いに隣人、世界の主要なエコノミーであり、協(xié)力の補(bǔ)完性が強(qiáng)い。日本側(cè)が両國関係改善?発展の契機(jī)をしっかりと把握し、中日の経済?貿(mào)易関係の発展に良好な環(huán)境を築くことを希望する」と強(qiáng)調(diào)した。

　河野氏は「日本國際貿(mào)易促進(jìn)協(xié)會會員は日中友好協(xié)力の促進(jìn)に長年盡力している。70年前の戦爭がアジア隣國にもたらした被害を忘れるべきではない。日本國民もあの戦爭の被害者だった。われわれは歴史を忘れておらず、歴史を忘れてもならない。今回はまさに歴史を直視し、未來に向かう精神で訪中した。日本側(cè)は日中関係が改善の基調(diào)を呈していることを歓迎し、両國関係がより良い方向へ発展することを期待している。日本各界は中國経済の発展に注目し、中國側(cè)の提唱によるアジアインフラ投資銀行の設(shè)立を重視している」と表明した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月15日