「何以笙簫默(Silent Separation)」(4月30日公開)、「赤道(Helios)」(4月30日公開)、「左耳（The Left Ear）」(4月24日公開)などの中國映畫は、前評判がそれほど良くなかったものの、興行収入は軒並み好調(diào)で、メーデー3連休（5月1-3日）の一日當(dāng)たりの興行収入を2億5500元(約48億円4500萬円)にまで押し上げた。昨年同期は1億3700萬元(約26億円)だった。うち、「何以笙簫默」は、1日當(dāng)たりの興行収入トップとなる7880萬元(約14億9700萬円)も記録した。多くの映畫館が、「おもしろくないとの前評判もあったが、俳優(yōu)の黃暁明(ホアン?シャオミン)や佟大為（トン?ダーウェイ）、女優(yōu)の楊冪(ヤン?ミー)、アンジェラベイビーなどが出演していることもあり、3連休中は『何以笙簫默』が最も人気となった」と説明している?，F(xiàn)時點で、青春をテーマにした「何以笙簫默」の興行収入は2億3300萬元(約44億2700萬円)、「左耳」は約4億元(約76億円)となっている。

「何以笙簫默」の大ヒットは、業(yè)界関係者や専門家の注目を集めている。同映畫では、黃暁明が演じる「何以琛」は、米國に留學(xué)してしまった大學(xué)時代の戀人?趙默笙(楊冪)を7年間待ち続ける。そんな純粋な戀愛に、「単なる夢物語」との聲もある。しかし、人民日報の記者?趙暁藍(lán)は、「夢物語だとは思わない。この映畫を見て、愛はやはり美しいと確信した」と感想を述べている。また、同映畫の楊文軍監(jiān)督も、「現(xiàn)在はこのような戀愛が少なくなったため、現(xiàn)実的でないと感じるかもしれない。でも、今の社會ではこのような戀愛ストーリーが特に必要」と語っている。

ネット上では、黃暁明の演技を批判する聲も上がっていることに、黃暁明自身は、「映畫に出演するのは毎回『試験』を受けるようなもの。毎回、高得點を取りたいと思っているが、僕はそんな優(yōu)等生ではないので、毎回100點を取ることはできない。點數(shù)も大切だが、最も大切なのは、毎回の経験を次の『試験』に生かすこと」と語っている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月5日