2015年ミラノ萬博が1日、イタリアのミラノで開幕した。中國が建設した大型パビリオン「中國館」は、外観および設計理念で新たな進展と革新を実現(xiàn)した。中國館は注目されやすい外観を持つほか、デザインを通じて省エネ?グリーン?エコの概念を十分に反映している。人民日報海外版が伝えた。
中國館の屋根の主體構造には、21世紀に入り日増しに成熟する積層木材が用いられ、エコ?グリーンの概念を積極的に提唱している。屋根の表面は中國を象徴する竹編みで覆われ、イタリアの燦然たる日差しの下、金色の輝きを放つ。デザイナーは竹編みを使用することで屋根の重量を65キロ以下に削減。材料費を大幅に引き下げたほか、現(xiàn)場でも取り付けが容易だった。さらに、屋根の竹材を組み合わせる卓越した技術と、光を通す竹板を使用することで、屋根への直射日光と室內への強い反射光を弱めた。夏でも室內は日陰があり涼しく、この機能的な照明によって人工照明のエネルギー消費量を削減できる。また中國館はカーテンウォールの使用を最低限にし、室外の新鮮な空気を室內に自然に取り入れることで、エアコンの使用とエネルギー消費量を減らした。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年5月5日
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