西安の夫婦、白梓霖さんと妻は2010年初春に仕事を辭め、當(dāng)時(shí)3歳の娘や友人の子ども何人かを連れて山間部に移住し、「終南山書院」という私塾を開(kāi)いた。娘に幸せな子ども時(shí)代を與えたいと願(yuàn)ってのことだ。華商報(bào)が伝えた。
5年以上にわたる実踐を経て白さんは、娘と息子の間の違いがますます大きくなっていると実感するようになった。山間部で國(guó)學(xué)を?qū)Wぶ娘は善良で穏やか、禮儀正しく、時(shí)には甘えたりすることもあるが、精神狀態(tài)もよくて楽しそうだ。これに対して息子は授業(yè)へのストレスが大きく、イライラしている。
白さんは私塾に入學(xué)する子どもたち一人ひとりに「徳」の字で始まる名前をつけ、人間として一番大切なのは「徳」だと教える。一番最初に入學(xué)したのは「徳賢」さんと「徳一」さんで、彼らは後に子どもたちの「先輩」になった。ここで子どもたちは家族のように互いに助け合って暮らす。最も典型的なのが食事で、他の人が食べきれなかった殘りは皆で手助けして食べるという。
私塾を開(kāi)いたきっかけについて白さんは「私塾を開(kāi)いた目的は子どもに幸せな子ども時(shí)代を與えたかったからだ。子どもに楽しく遊び、生活し、勉強(qiáng)してほしかった」、「自分の子どもで実験し、大きな失敗はなかったと言えるだろう。最悪でも娘を山間部で靜かで純樸な子ども時(shí)代を過(guò)ごさせることができた」と語(yǔ)る。
白さんは修行の傍ら、徒弟式の教育を?qū)g施した。まず私塾に入學(xué)するそれぞれの子どもが何をしたいか確定し、その上で何を教えるかを決める。師として率先して模範(fàn)を示す必要があり、師の言動(dòng)が全て子どもたちの手本となる。白さんと子どもたちは1日中一緒に過(guò)ごすことで、子ども一人ひとりに合わせた指導(dǎo)をしている。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年5月14日
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