JTB中國(guó)と日本のNPO法人「グリーンライフ」は、「地球いきいきプロジェクト 內(nèi)モンゴル多倫植樹(shù)活動(dòng)」を10月17、18日の両日に共同開(kāi)催した。人民網(wǎng)が伝えた。

17日早朝、JTB中國(guó)有限公司の高羽人志?中國(guó)総代表率いる植樹(shù)チームは、大型バスで內(nèi)蒙古（モンゴル）多倫県へと向かった。JTBグループ子會(huì)社の社員29名、北京語(yǔ)言大學(xué)の日本人留學(xué)生3名、北京第二外國(guó)語(yǔ)大學(xué)の日本人留學(xué)生8人の計(jì)40名が參加した。

同日午後、植樹(shù)基地に到著後、さっそく忙しく準(zhǔn)備が始まった。參加者は皆初參加ではあったが、一人一人が積極的に行動(dòng)し、夕方には松の苗200本が草で固化された砂の大地に植え込まれ、任務(wù)は順調(diào)に完遂した。これらの苗は現(xiàn)地の人々によって水を與えられながら保護(hù)され、今後ゆっくりと育っていく。

JTBの社員は今回の活動(dòng)について、「自社社員や社會(huì)各界の人々が、砂漠化が進(jìn)む內(nèi)蒙古での植林活動(dòng)を通じ、グリーン活動(dòng)の意義を體感し、自然環(huán)境保全の大切さへの理解を深められればと思う。同時(shí)に、この旅を通じて參加者同士が交流を図り、中國(guó)での旅の楽しさを味わいながら、各々が社會(huì)貢獻(xiàn)に參加できればと思う」と紹介した。

JTB中國(guó)の高羽人志?中國(guó)総代表によると、同社は1985年には「JTB地球いきいきプロジェクト」を始動(dòng)し、毎年日本全國(guó)で様々な環(huán)境保全グリーン活動(dòng)を展開(kāi)している?！窲TB中國(guó)は今回の活動(dòng)を機(jī)に今後毎年植樹(shù)活動(dòng)を開(kāi)催し、中國(guó)の環(huán)境保全に貢獻(xiàn)したい」と語(yǔ)った。

NPO法人「グリーンライフ」の易解放?董事長(zhǎng)は、「かつてJTBで13年の勤務(wù)歴があり、今はJTBを退社し遠(yuǎn)く離れた?jī)?nèi)蒙古で植樹(shù)活動(dòng)に取り組んでいるが、會(huì)社への思いは今でもずっと心の中に殘っている。今回そのJTBと一緒に植樹(shù)活動(dòng)をすることができて、本當(dāng)に嬉しい。今後もJTBと連攜して活動(dòng)を継続し、生態(tài)環(huán)境の改善の上に盡力していきたい」と思いを語(yǔ)った。

東京で働くJTBグループ子會(huì)社社員の鄭潔靜さんは、「出張で北京に來(lái)ていたが、偶然植樹(shù)活動(dòng)の話を聞いて、とても意義ある活動(dòng)だと思い參加した?；顒?dòng)を通じて他の參加者と交流がもてるし、植樹(shù)は砂漠化を改善し、後代に恩恵を殘すとても良い事だと思う」と語(yǔ)った。

北京第二外國(guó)語(yǔ)大學(xué)で學(xué)ぶ留學(xué)生の立石圭代さんは、「內(nèi)蒙古には來(lái)たことがなかったので、一度見(jiàn)に來(lái)てみたいと思っていた。今日の植樹(shù)活動(dòng)を通じて、砂漠地域で造林することの難しさを身に染みて感じた。砂漠に少しでも緑を添えられたことを嬉しく思い、數(shù)年後にまたここを訪れて自分たちが植えた苗の成長(zhǎng)を見(jiàn)たい」と語(yǔ)った。

NPO法人「グリーンライフ」は易解放?董事長(zhǎng)が日本滯在時(shí)に設(shè)立した公益組織。2000年に一人息子が交通事故で他界したのをきっかけに、息子の生前の願(yuàn)いを?qū)g現(xiàn)しようと、53歳で待遇の良かった日本の會(huì)社を退き、診療所でもあった自宅を売卻して夫の楊安泰さんと共に帰國(guó)した。2003年、2人は雷峰の故郷で希望小學(xué)校を建て、続いて「八百里旱?！工群簸肖欷肷澳未蟮?、內(nèi)蒙古通遼市庫(kù)倫旗（フレー旗）科爾沁（ホルチン）砂漠で植樹(shù)活動(dòng)を始めた。愛(ài)息子の保険金、自身の貯蓄、不動(dòng)産、集まった募金すべてを叩いて、8年かけて庫(kù)倫旗の砂漠667ヘクタールに11萬(wàn)本の木を植え、すべての木を現(xiàn)地に寄贈(zèng)した。その後、休むことなく今度は內(nèi)蒙古西部の磴口県烏蘭布和（ウランブハ）砂漠を訪れて耐乾性樹(shù)木の植樹(shù)を始め、2011年～2012年に計(jì)2.67ヘクタールを植えた。翌2013年からは今回の植樹(shù)活動(dòng)會(huì)場(chǎng)でもある內(nèi)蒙古多倫県で2.93ヘクタールの松の木防砂林プロジェクトを進(jìn)めている。

易董事長(zhǎng)は、地元政府と関係者各位の努力によって、多倫県の一部砂漠地域の土壌環(huán)境はすでに改善されており、即時(shí)植樹(shù)することで、何年のかの後には砂漠がオアシスに変わる光景が広がると話す。しかし、この地域には依然広大な砂漠が広がっており、強(qiáng)風(fēng)が吹き込めば満天の砂嵐が吹き上げる。今後もより多くの人に砂漠地域の緑化に関心を持ってもらい、植林造林のボランティアチームへと加わってもらい、共にこの地球を美しくしていきたい語(yǔ)った。（編集IM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)部」2015年10月22日