第6回中日韓首脳會(huì)議が1日にソウルで行われた。中國の李克強(qiáng)総理、韓國の樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)、日本の安倍晉三首相が出席した。3カ國首脳は中日韓協(xié)力について振り返り、展望を示し、地域?國際問題について見解を交わした。人民日報(bào)が伝えた。

　李総理は「中日韓首脳會(huì)議が3年ぶりに再開されたこと自體が貴重なことだ?，F(xiàn)在世界経済が回復(fù)力に乏しく、新興エコノミーが下押し圧力に直面し、アジア経済の展望に世界が注目する中、中日韓は共同で構(gòu)造改革の推進(jìn)に盡力し、イノベーションによる駆動(dòng)を強(qiáng)化し、相互開放を拡大し、協(xié)力の深化を通じて自國経済の高度化と発展を促進(jìn)し、東アジアさらにはアジア経済の落ち著いた発展につなげるべきだ」と表明。

　李総理は中日韓協(xié)力について（１）政治的相互信頼の水準(zhǔn)を高め、地域の平和?安定を維持する（２）各自の比較優(yōu)位を十分に発揮して、國際生産能力協(xié)力を展開する（３）東アジアの経済統(tǒng)合を促進(jìn)し、地域の金融の安定を維持する（４）構(gòu)造改革を共同推進(jìn)し、イノベーション分野の協(xié)力を強(qiáng)化する（５）持続可能な開発の協(xié)力を強(qiáng)化し、より良く民衆(zhòng)に幸福をもたらす（６）人的?文化交流を推進(jìn)し、東アジア共同體意識(shí)を強(qiáng)化する――との具體的提言をした。

　北東アジア情勢については「今年は國連創(chuàng)設(shè)70周年であり、世界反ファシズム戦爭勝利70周年でもある。北東アジアの平和?安定維持は各國の共通利益に合致する。中國は一貫して北東アジア地域の平和?安定のパワーだ。われわれは平和的発展路線を揺るがず歩み、対話と交渉を堅(jiān)持し、和解と協(xié)力を堅(jiān)持し、北東アジアの長期的な安定?平和に共に盡力する。平和は正しい道であり、歴史を直視して初めて未來に向かうことができる。日本が自國民の願(yuàn)いとアジア地域各國の共同の呼び聲に順応して、平和的発展の方向を順守することを希望する」と指摘した。

　會(huì)議後、3カ國首脳は「北東アジアの平和と協(xié)力に関する共同宣言」を発表した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月2日