中國の極地観測設(shè)備の國産化が、重要な一歩を踏み出した。中國極地研究センターと貴州詹陽動力重工有限公司が共同開発した、中國初の極地観測用全地形対応車の交付式が4日、中國極地観測國內(nèi)基地で開かれた。同車両は極地科學調(diào)査船「雪竜號」と共に南極に向け出発し、中國第32次南極科學観測に加わる。新華社が伝えた。
貴州詹陽動力重工有限公司の呂黔総裁によると、中國初の極地観測用全地形対応車は、全天候型?多機能型の水陸両用車で、雪原、砂漠、干潟、山間部、水域などの複雑な地形上を走行できる。最高速度は時速60キロ、水中移動速度は時速5キロで、高さ0.6メートルの障害物、幅1.5メートルの溝を容易に突破できる。また?41度から40度の環(huán)境で稼働でき、?50度から70度の環(huán)境に耐えることができる。
中國極地研究センターの孫波副センター長は、「中國第32次南極科學観測で、貴州詹陽動力重工有限公司の技術(shù)者である曹黔華氏は観測隊の隊員らと共に、極地観測用全地形対応車の極端な條件下における各種試験を?qū)g施し、データを収集する」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月5日
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