31歳の繊繊さん(仮名）は看護(hù)師に支えられながら吉林省長(zhǎng)春市のある病院の減量代謝外科の體重計(jì)に乗っている。數(shù)字があがり続けるにつれて彼女と周りの人は目を見(jiàn)開(kāi)いている。244キログラム、中國(guó)ナンバー1記録の225キロをはるかに超えて、彼女は中國(guó)ナンバー1の肥満者になった。人民網(wǎng)が伝えた。

彼女は10月中旬、延辺朝鮮族自治州から長(zhǎng)春にやってきた。病院の減量代謝外科で「余分な肉」を取り除く手術(shù)を受けるためだ。

身長(zhǎng)1メートル65センチ、體重244キロで病室に立つ繊繊さんの胴回りの太さは正常な人の4、5人分で腹の上の肉も太ももの付け根にかぶさっており、20メートルも歩かないうちにすぐに息が切れる。

「私は満腹を感じたことがなく、いつも食べ物をつめ込んでいる」という繊繊さんが最も好きなのは串料理を食べ、ビールを飲むことだ。一回に100本の串を食べ、1箱のビールを飲める。骨付きあばら肉なら1度に1キロ食べられる。

人目を避けるため、彼女は6年のあいだ自分の部屋に引きこもり、外に出かけていない。家の體重計(jì)は最大200キロまでしか計(jì)れないため、毎回體重計(jì)に乗るたびに目盛が振りきれ、自分の體重が一體何キロなのか彼女自身もわからなかったが、予想を上回り250キロになろうとしていた。

病院の減量代謝外科の姜濤主任は繊繊さんを見(jiàn)たとき驚いた?？嵖崵丹螭韦瑜Δ胜长螭胜摔狻钢匕Y」な患者は初めてだった。検査の結(jié)果、繊繊さんの心臓は肥満が原因で肩甲骨のところまで押されており、心肺機(jī)能が弱っていたため、病院側(cè)はあいついで5回の大型醫(yī)療カンファレンスを行ない、専門家が繊繊さんの減量手術(shù)はできるだけ早く行わなければ、心肺機(jī)能が徐々に弱っていくという結(jié)論を出した。

繊繊さんは11月4日、手術(shù)室に入った。減量代謝外科は彼女のために手術(shù)臺(tái)を作り、手術(shù)器具も長(zhǎng)くして周到な事前準(zhǔn)備を行なった。22時(shí)間に及ぶ緊迫した手術(shù)を終え、彼女の胃は小さくなった。姜主任は「ルーワイ胃バイパス術(shù)を行なったので、繊繊さんの內(nèi)分泌はある程度調(diào)節(jié)される。毎週1.5～2キロのペースで體重が減り、一年で50キロ減量できると予測(cè)している。栄養(yǎng)指導(dǎo)も組み合わせて彼女の體重減少を維持し正常の範(fàn)囲に戻すことができる」と話す。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年11月13日