文化的雰囲気が漂う上海で、古い歴史を持つ徐家匯の蔵書(shū)樓、「水上図書(shū)館」として有名な青浦図書(shū)館、組み込み式の大きな本棚を持つ浦東図書(shū)館、最も美しい外観を持つ嘉定図書(shū)館など多くの図書(shū)館がある。祝祭日のたびにほぼ満?jiǎn)Tになり、一部の本好きに至っては立ったまま知識(shí)を吸収している狀態(tài)になる。
しかし最近、意外にも上海に「隠れ家的な図書(shū)館」がひっそりと佇んでいるのを見(jiàn)つけた。この図書(shū)館は上海上空230メートル90センチに浮かぶ、「世界最も高い場(chǎng)所にある図書(shū)館」のギネス記録に認(rèn)定されている。
このあまり知られていない図書(shū)館は上海市の中心部にある明天広場(chǎng)JWマリオットホテルの60階にある。特別なところは、宿泊客の一部に無(wú)料開(kāi)放されているところだ。
60階に到著し、スタッフがガラスのドアにルームキーを差し込むと音が鳴り、伝説の図書(shū)館に足を踏み込んだ。57平方メートルの室內(nèi)にはダークな色の本棚が1列ごとにきちんと配置されており、本棚は様々な書(shū)籍で満たされている。なんと「三國(guó)演義」、「東林列伝」、「天工開(kāi)物」、「太平天國(guó)印書(shū)」、「儒林外史」など市場(chǎng)ではなかなか目にかかれない線裝本がある。
スタッフは「エグゼプティブルームの宿泊客のほとんどが旅するエリートで、彼らは文化、グルメ、健康に関心を持っている。これらの書(shū)籍で彼らに中國(guó)文化を知り、中國(guó)文化を味わってもらう」と話す?,F(xiàn)在までで、最もレンタル率が高いのは「ハイ、shanghai」、「中國(guó)を読み解く」、「殘された歴史」、「太極拳」、「西洋美學(xué)通史」、「In Shanghai」だ。
現(xiàn)在、図書(shū)館が保有する2千冊(cè)以上の蔵書(shū)は上海や中國(guó)の古典的名作、建築、哲學(xué)、歴史、蕓術(shù)や蕓術(shù)史、古典文學(xué)、現(xiàn)代文學(xué)などの作品などに集中している。書(shū)籍の大部分は復(fù)旦大學(xué)図書(shū)館、上海図書(shū)館が寄贈(zèng)したもので、その他一部はホテルが購(gòu)入したものだ。
このニッチな図書(shū)館內(nèi)はいつも靜寂に包まれており、コットンや皮のソファが永遠(yuǎn)に待ち構(gòu)えている。驚くことに、整然と並ぶ本棚の後ろにはなんと秘密の扉があり、扉を開(kāi)くとテラスがある。やや殘念なのが、太陽(yáng)の光は燦々と照っているが、天気が寒かったために今回は少ししか見(jiàn)ることができなかったことだ?!鸽?yún)の上」のような高さの靜かな場(chǎng)所で読書(shū)をしながら上海の美しい景色を心ゆくまで堪能する願(yuàn)いは葉わなかった。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年1月26日
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