中國の月探査事業(yè)は、「周回」「著陸」「帰還」の3段階に分けて進(jìn)められる。すでに打ち上げられた嫦娥1號と2號は「周回」の段階に屬し、嫦娥3號は第2段階の「著陸」に屬する。同じ第2段階に屬する嫦娥5號は2018年に打ち上げる予定で、月の裏側(cè)で軟著陸を?qū)g施する。第3段階では、月面からのサンプル採取と帰還(サンプルリターン)が主な任務(wù)で、計畫では2017年に嫦娥5號を打ち上げる?!缚茖W(xué)研究者が祖國に奉げる初の中國の月の土壌になるだろう。それを持ち帰るということは、中國人が初めて月に『觸れる』ということ」と月探査プロジェクト3期のチーフデザイナー?胡浩氏が述べた。
中國初の月周回探査衛(wèi)星「嫦娥1號」は2007年10月24日に打ち上げに成功、同年11月20日にCCD立體カメラでの撮影を始め、2008年5月12日までに南緯?北緯70度以內(nèi)の月面の全區(qū)域をカバーする畫像データを収集、ミッションを完成した。
國家國防科學(xué)技術(shù)工業(yè)局は嫦娥1號が送信した畫像データに基づき、中國初の月全體の寫真を作成した?!袱长欷蓼扦耸澜绀前k表された月の寫真で、最も完全な1枚だ」と、月探査プロジェクトで地上応用システムを擔(dān)當(dāng)する李春來総設(shè)計士は強(qiáng)調(diào)した。>>>
2010年10月1日に打ち上げられた月探査機(jī)「嫦娥2號」は現(xiàn)在、すでに太陽系の小惑星になり、太陽の周りの楕円形軌道を周回している。嫦娥1號衛(wèi)星システム総指揮?チーフデザイナーの葉培建氏は「2020年頃に地球付近に戻る見通しだ」と話した。観測データによると、嫦娥2號の宇宙探査距離は、2014年中頃の時點で1億キロを突破した。>>>
國家國防科技工業(yè)局が2016年2月19日によると、月探査機(jī)「嫦娥3號」著陸機(jī)は2月18日に自主的にスリープ狀態(tài)を解除し、月の28日目の晝に入り、正常に作業(yè)を行った。設(shè)計壽命が1年の著陸機(jī)は、設(shè)計壽命を14ヶ月上回り、月面で797日稼働している。>>>
2018年頃に月探査機(jī)「嫦娥4號」を打ち上げ、月の裏側(cè)で軟著陸する。嫦娥4號の著陸機(jī)と月面ローバーは、月の裏側(cè)に軟著陸し、巡視?探査を?qū)g施する。
地球と月の裏面の通信という問題を、どのように解決する?
月の裏側(cè)と表側(cè)の著陸には、本質(zhì)的な差はない。しかし嫦娥4號の任務(wù)の最大の難點は、地球上で月の裏側(cè)と直接通信できないことだ。
月探査機(jī)「嫦娥1號」総指揮兼チーフデザイナーの葉培建氏は「地球と月のラグランジュ點(L2點)に1基の中継衛(wèi)星を打ち上げる。月が間にあり、地球と中継衛(wèi)星がその両端にあるとする。月は地球よりも小さいため、間にある月は地球と中継衛(wèi)星間の通信を遮ることができない。月付近の信號がL2點に位置する中継衛(wèi)星に屆けば、この中継衛(wèi)星はリアルタイムで地球と通信できる」と話した。>>>
月探査プロジェクト地上応用システムチーフデザイナー、國家天文臺副臺長の李春來氏は取材に対し、「嫦娥5號は2017年頃に無人サンプル?yún)Ъ?帰還を?qū)g現(xiàn)する。嫦娥5號が集めたサンプルを全面的に解剖し、詳細(xì)な分析?試験を行う」と述べた。衛(wèi)星専門家の葉培建氏によると、嫦娥5號(月探査機(jī))の開発は順調(diào)に進(jìn)められている。>>>
その他、嫦娥5號には、新しい月探査機(jī)——嫦娥5號、新しいロケット——長征5號、新しい発射場——海南文昌と、3つの「新」も託されている。
嫦娥5號は、月から地球にサンプルを持ち帰れば、軌道周回、著陸、サンプルリターンの3段階計畫が全て成功したことになる。そうなれば、中國は有人月面著陸にも挑戦するのだろうか?
一般的には、このステップを踏まえた上で、有人月面著陸が可能になる。月探査プロジェクト3期のチーフデザイナー?胡浩氏は、「我々はすでに一定の技術(shù)的基礎(chǔ)を持つ。月探査機(jī)の嫦娥1號、2號、3號、月探査プロジェクト第3期再突入?帰還飛行試験などの任務(wù)により、中國はすでに月面著陸、月探査、地球帰還という道を歩んでいる。嫦娥5號の任務(wù)が成功すれば、月から離陸し地球に帰還する道も切り開かれることになる」と述べた。>>>
胡氏は、「これまでの月探査プロジェクトの実施を通して、月面への軟著陸と地球への帰還の技術(shù)の基礎(chǔ)と人材チームの育成はできている。現(xiàn)在、さらに推力の大きなキャリアロケットと生命維持システムが最大の課題。その準(zhǔn)備ができれば有人月面著陸も可能になるはずだ」。後者については、「有人宇宙船『神舟5號』による有人宇宙飛行以降、中國の生命保障システムは成熟化している」と述べた。
2017年前後に初の月面サンプル?yún)Ъ?帰還を?qū)g施する嫦娥5號の重量は、嫦娥3號の2倍以上となる。中國は推力が最大の次世代ロケット「長征5號」を開発した。これは嫦娥5號の任務(wù)を遂行し、未來の月面著陸に向け準(zhǔn)備を整えるためだ。(編集SC)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月10日
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