全國政治協(xié)商會議委員、月探査機「嫦娥1號」総指揮兼チーフデザイナーの張培建氏は1日、中國が2018年頃に月探査機「嫦娥4號」を打ち上げ、月の裏側(cè)で軟著陸する計畫を立てていると表明した。嫦娥4號を無事に月の裏側(cè)に著陸させるため、地球と月の間で通信を中継する衛(wèi)星も、嫦娥4號の打ち上げの半年前に地球と月のラグランジュ點（L2點）に打ち上げられる。新華社が伝えた。

葉氏は、「月から8萬キロ離れた場所に通信基地を設(shè)置し、地球と全天候の通信を維持する。月の裏側(cè)と表側(cè)の著陸には、本質(zhì)的な差はない。嫦娥4號の任務(wù)の最大の難點は、我々が地球上で月の裏側(cè)と直接通信できないことだ。通信の問題を解決できなければ、嫦娥4號が月の裏側(cè)に著陸できたか、著陸に問題はなかったか、正常に月面で作業(yè)を行っているかが分からない」と説明した。

地球と月の裏面の通信という問題を、どのように解決するべきだろうか？

葉氏は、「L2點に1基の中継衛(wèi)星を打ち上げる。月が間にあり、地球と中継衛(wèi)星がその両端にあるとする。月は地球よりも小さいため、間にある月は地球と中継衛(wèi)星間の通信を遮ることができない。月付近の信號がL2點に位置する中継衛(wèi)星に屆けば、この中継衛(wèi)星はリアルタイムで地球と通信できる」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月3日