全人代代表で中國航天科技集団公司第六研究院院長の譚永華氏は新華社の特別インタビューに「長征5號は中國が今年、初打ち上げを?qū)g現(xiàn)する輸送能力が最大のキャリアロケットであり、現(xiàn)在中國において最大推力を誇り、環(huán)境保護(hù)を考えたグリーンなロケットだ。また長征5號は中國の有人宇宙ステーション建設(shè)と月探索プロジェクトの主力となるロケットだ」と語った。新華網(wǎng)が伝えた。
2016年、長征ファミリーに新しく加わった中國最大のキャリアロケット?長征5號が正式に初打ち上げを行う。また今年の速い段階で長征ファミリーの「優(yōu)秀な新人」長征7號キャリアロケットも宇宙空間へ向けて初めて旅立つことになる予定だ。計畫では2020年以降には長征7號が段階的に既存の長征ファミリーの大部分のキャリアロケットと世代交代を行い、中國の約70%の宇宙への打ち上げ任務(wù)を擔(dān)うことになる。
また譚永華氏は「長征7號の動力系統(tǒng)は全て航天科技集団公司第六研究院が研究開発した液體酸素/ケロシン航空燃料を採用したエンジン。地球低軌道では13.5トン、700キロメートルの太陽同期軌道では5.5トンの打ち上げ能力を備えている。また長征5號の動力系統(tǒng)は液體酸素/ケロシン航空燃料エンジン以外に、第六研究院が研究開発した液體酸素?液體水素エンジンも備え付けられている。長征7號と長征5號の初打ち上げは中國のキャリアロケットが全面的に環(huán)境保護(hù)を考えたグリーンな推力の時代に突入したことを象徴している」と語った。
エンジンはロケットの心臓にあたり、ターボポンプはそのエンジンの心臓にあたる。この心臓はどれほどの強(qiáng)さなのか?譚永華氏は例を挙げて次のように説明した?!敢后w酸素/ケロシン航空燃料エンジンのターボポンプは最大圧力が500大気圧にまで達(dá)し、そのパワーは上海の黃浦江の水を5000メートルのチベット高原まで打ち上げることができる」(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月7日
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