漢文學(xué)者で広島大學(xué)の佐藤利行教授(59)は文學(xué)博士で、博士課程指導(dǎo)教員を務(wù)めている。長期にわたり中日文化の比較や中國六朝文化の研究を行っている。そして、多くの研究成果を収め、中國の同分野の専門家からも注目されている。佐藤教授は現(xiàn)在、首都師範(fàn)大學(xué)や外交學(xué)院、清華大學(xué)など、中國の大學(xué)14校で客員教授や兼任教授を務(wù)めている。新華網(wǎng)が報じた。
「中國文化の海外進(jìn)出は漢字から」
「現(xiàn)在、世界共通語となっている英語と違い、漢字は表意文字。中國語を勉強(qiáng)しようと思えば、まず漢字から始めなければならない。中國語ブームが海外で続いているのを背景に、漢字は今後、世界で普及し、中國文化を知りたいと思う人も増加を続けるだろう」と佐藤教授。
「文化圏」概念の一つである「漢字文化圏」については、「漢字文化圏とは、歴史において、中國の政治や文化の影響を受け、過去に、または今も漢字を使用し、中國語の文語文を書き言葉としているほか、文化や習(xí)慣が似通っている國や地域。中國、日本、朝鮮、韓國などの東アジア、東南アジア諸國がそれに含まれる」と説明する。
また、「漢字文化圏における漢字の普及は、中國文化の海外進(jìn)出に重要な役割を果たす。中國文化は過去に世界に多大な影響を與えた。今後も中國文化が世界に與える影響は大きくなる一方だろう」と語る。
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