「心に映る中國(guó)」訪中日本人観光寫真コンテスト　作品鑑賞―古い町

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2016年03月16日17:19

婺源は「中國(guó)で最も美しい村」と呼ばれている。毎年3月から4月にかけては棚田の菜の花が満開(kāi)となり、桃や梨の花もコントラストとして彩を添え、婺源の美しい景色を織りなす。鳳凰古城は湖南省湖西土家族苗族自治州に位置し、28の少數(shù)民族によって形成された典型的な少數(shù)民族の集住地域。その美しさは雲(yún)南の麗江古城や山西の平遙古城と並び稱され、「北の平遙、南の鳳凰」と稱されている。西塘は浙江省嘉善県に位置する千年以上の歴史を誇る町。町には25萬(wàn)平方メートルもの明?清代の建物が完全な形で保存されている。町は川に沿った形で形成されており、人々は水際に居を構(gòu)え、古くからの江南の水の郷の趣を醸し出している。高定村は貴州、湖南、広西の3つの省?自治區(qū)の境に位置する。村は山あいにあり、高床式の建物と鼓樓がコントラストを成しており、竹に囲まれた村の眺めは大変美しい。烏鎮(zhèn)は浙江省嘉興市に位置し、6千年あまりもの悠久の歴史を誇る古い町。烏鎮(zhèn)は典型的な古くからの江南の水の郷で、「魚と米の郷、シルクの街」と呼ばれている。烏鎮(zhèn)は観光業(yè)が盛んで、古い町全體が博物館となっており、住民はほとんど住んでいない。黨家村は陝西省韓城市、黃河から東に3.5キロ離れた場(chǎng)所に位置し、700年近くの歴史をもつ村だ。村には120余りの四合院（中國(guó)の伝統(tǒng)的家屋建築）と11座の祠堂など數(shù)多くの古い建物が殘されており、「東洋古代伝統(tǒng)建築の村の生きた化石」と呼ばれている。鶏鳴驛城は河北省懐來(lái)県に位置し、その昔、明代の宿場(chǎng)だった町だ。城內(nèi)には今でも昔ながらの商店や住宅が殘っている。

花もほころぶ春の陽(yáng)気、都市の喧騒から離れて、快適な古い町並みを旅するというのもいいものだ。

悠久の歴史を誇る中國(guó)には豊かな文化の香りが漂う古い町が數(shù)多くある。江南の水の郷である烏鎮(zhèn)や西塘、少數(shù)民族の特色豊かな麗江や大理、絵の中から飛び出たような美しい村である婺源や鳳凰、素樸さと重厚な文化の都?平遙などがその例として挙げられるだろう。これらの地はその獨(dú)特な魅力で、國(guó)內(nèi)外からの観光客を惹きつけてやまない。

今回のコンテストでも古い町を撮影した作品が數(shù)多くみられる。ここでは日本人観光客のレンズがとらえた趣ある古い町並みを紹介したい。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年3月16日

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