レザー製品は多くの人に愛されているものの、最近タイのバンコクで開催された動物保護を訴えるレザーフェアでは、その背後に隠れている殘酷な実態(tài)にスポットが當てられた。あるメディア會社と動物愛護組織がショッピングセンターで開催した革製品の偽物を展示する同フェアでは、財布やバッグ、コート、靴などが勢揃い。ただ、その中ではグロテスクな中身が待っていた。中國青年網が伝えた。
同フェアで並ぶ高級レザー商品を購入しようと、多くの人が訪れていたが、そのバッグを開けた人は例外なくギョッとした思いになった。なぜなら、その中は、まだ動いている動物の內臓だったからだ。また、コートや靴などを試著した消費者はそれらを脫ぐと血だらけになっていた。
動物愛護組織はこのイベントを通して、レザー製品の背後では無數の動物の命が奪われていることを、消費者に知ってもらいたいという。タイでは毎年、ワニ70萬匹が殺されている。バッグ1つを作るのにワニ4匹が必要という。また、東南アジア市場では毎年、蛇44萬匹が殺され、その過程は非常に殘酷という。同組織は、「動物は人間の虛栄心を満たすための道具ではない」とし、レザー製品の購入をやめるよう訴えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年5月23日
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