四川省通江県の瓦室鎮(zhèn)嘯口村には紅軍坪と呼ばれている烈士の墓がある。約2ヘクタールある山の坂道に約3000人の紅軍兵士の遺骨が埋まっている。瓦室鎮(zhèn)嘯口村や沙渓鎮(zhèn)王坪村などの地はかつての川陝革命根拠地の大後方であり、1933年から34年まで反「六路」包囲攻撃や萬(wàn)源保衛(wèi)戦で爆撃があったところだ。けが人や物資の運(yùn)送の中継ぎをするために、34年2月、川陝省工農(nóng)総合病院が瓦室鎮(zhèn)嘯口村に移転し、戦闘の第一線にいた傷病人の治療を行った。新華網(wǎng)が伝えた。
34年10月、聶正遠(yuǎn)さんの父親である聶友奎さんはボランティアで紅軍烈士墓の手入れを始めた。82年5月、紅軍烈士墓の手入れを48年間続けた聶友奎さんはその人生を終えた。幼い頃から父親と一緒に紅軍烈士墓の手入れをしていた聶正遠(yuǎn)さんは涙を浮かべながら、この責(zé)任と約束を引き継ぐことを承諾し、現(xiàn)在に至るまで親子4代に渡り、82年間紅軍烈士墓を見守り続けている。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年10月19日
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