世界初の新エネ懸垂式モノレール試験線(xiàn)が21日午後、四川省成都市で正式に運(yùn)行を開(kāi)始した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

新エネ懸垂式モノレールとは、リチウム電池パワーパックをけん引動(dòng)力とする懸垂式モノレールを指す。世界初の新エネ懸垂式モノレールは、西南交通大學(xué)けん引動(dòng)力國(guó)家重點(diǎn)実験室が中心となり、中國(guó)中車(chē)、中國(guó)中鉄、攀枝花鋼鉄公司など大型國(guó)有企業(yè)7社が共同開(kāi)発した、中國(guó)が完全に獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つ新型現(xiàn)代交通システムだ。

新エネ懸垂式モノレールのチーフデザイナー、中國(guó)科學(xué)院院士の■婉明氏（■は曜のつくり）によると、中國(guó)は日本とドイツに続き世界で3番目に懸垂式モノレールを製造した國(guó)になった。成都市で開(kāi)発中の新エネ懸垂式モノレールは、高圧電線(xiàn)により動(dòng)力を供給するのではなく、リチウム電池パックを列車(chē)のけん引動(dòng)力とする。これは世界初の快挙となる。

■婉明氏は「新エネ懸垂式モノレールはゼロエミッションで電磁放射を生まず、運(yùn)行中の騒音は通常の列車(chē)を大きく下回る。さらにレールが空中にあるため、敷地面積が狹く、地上の道路交通網(wǎng)に影響しない。今後は全システムの運(yùn)営試験を行い、関連技術(shù)標(biāo)準(zhǔn)の制定とモデルラインの建設(shè)に向け基礎(chǔ)を固める」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年11月22日