戯曲家?湯顕祖はシェイクスピアとほぼ同時期を生きたため、「中國のシェイクスピア」と呼ばれ、その代表作である「牡丹亭」は伝奇的な戀愛ストーリーとして中國人の間でも広く知られている。今年は特に湯顕祖の沒後400年という記念すべき年にあたるため、江西省撫州市では様々な記念イベントが行われている。
「牡丹亭」をテーマにした人造湖の夢湖に浮かぶ夢島には、主人公のカップル?柳夢梅と杜麗娘の石像や、舞臺を再現(xiàn)した建物などが立ち並び、湖沿いにそよぐ柳と相まって、まるで物語の舞臺へタイムスリップしたかのような錯覚に襲われる。
また市內(nèi)にある湯顕祖紀(jì)念館には作者や作品紹介の他、シェイクスピアとスペイン人作家?セルバンテスの特別展も開かれていた。同紀(jì)念館ではパネルによる展示のほか、ホログラムやタッチパネルといったハイテク參加型の展示、人形を使った展示など、バラエティに富んだ展示方法を採用している。(文:玄番登史江)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年12月1日
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