1972年の中日國交正?;?5周年を記念する日本の伝統(tǒng)蕓能?歌舞伎の公演「松竹大歌舞伎」が18日、北京で開かれた。歌舞伎役者の中村鴈治郎さん、中村芝翫さん、片岡孝太郎さんらがすばらしい演技で、中國の観客を魅了した。同日午後に行われた招待公演には、在日本中國大使館の程永華大使や日本の萩生田光一官房副長官、在中國日本大使館の橫井裕大使なども鑑賞に駆け付けた。人民網(wǎng)が報じた。
歌舞伎は日本固有の演劇で、伝統(tǒng)蕓能の一つ。400年以上の歴史を誇る。今回上演されたのは、「義経千本桜」や「戀飛腳大和往來」、「藤娘」など名作3演目。役者の華麗な演技や絢爛な衣裳で、歌舞伎の様式美、獨特の世界観、女形舞踴の優(yōu)雅さが披露され、會場を魅了した。
同日夜の公演も會場は満席となり、15分の休憩を挾みながら3演目が上演された。各席に準(zhǔn)備されたイヤホンを通して、観客はストーリーの進展や関連の概要、人物の特徴、歴史などを理解しながら鑑賞することができた。休憩時間に、筆者は著物を著た女性を見かけた。この女性は遼寧省から歌舞伎を見るためにわざわざ北京に來たと言い、取材に対して「今日著ているのも歌舞伎をテーマにした著物。歌舞伎が大好きで、北京公演があると知った時にはとても興奮した。発売と同時にチケットを購入できた。幸運にも一番前の席が取れた」と語った。
公演終了後も、観客らはすぐに會場から去ろうとはせず、その余韻に浸ったり、公演開催を祝う言葉が書かれた看板の前で記念寫真を取ったりしていた。記念寫真を撮影している人には、北京で働いている日本人も何人かいた。感想を聞いてみると、北京で7年暮らしているという日本人は、「中國で初めて歌舞伎を見ることになるとは思ってもみなかったし、こんなにたくさんの中國人の観客が來ているとは想像していなかった」と、意外なことがたくさんあったことを話してくれた。文化には國境はなく、歌舞伎の美しさは、中日両國の観客を魅了したのだ。
歌舞伎の中國公演には長い歴史があり、程永華大使は以前の公演発表會で、「早くは1955年に日本の歌舞伎代表団が中國で文化交流を展開。中國の指導(dǎo)者と面會し、戦後の両國の文化交流の先駆けとなった。その後も日本の歌舞伎役者らが何度も中國の京劇役者と交流を重ねてきた。中日國交正?;?5周年を機に、『松竹大歌舞伎』が再び中國を訪問する。中國で歓迎され好評を博すと信じている。このような活動を通して、両國國民が感情のコミュニケーションを行い、文化交流が深化され、中日関係を引き続き改善するためにプラスのエネルギーが蓄積されることを願っている」と語った。
松竹大歌舞伎の北京公演は日本國際交流基金が主催。中日國交正?;?5周年を記念する記念行事の一環(huán)として、18日から20日まで北京天橋蕓術(shù)センターで5度上演される。中國側(cè)も45周年を記念して、「周恩來記念展」や中國國家京劇院訪日巡回公演、天津京劇院訪日公演、「中國文化ウィーク」、巡回展「漢字3千年」、舞劇「朱鷺(とき)」、オペラ「鑑真東渡」、女子十二楽坊の訪日公演などの一連の文化イベントを企畫している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月20日
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