四川省成都市にあるマンションの一室で、陳小陶さん（27）は、ライブ配信をしているネット番組のパーソナリティーの橫に立ち、時々耳元でアドバイスしたり、パーソナリティーの姿勢や使用禁止ワードを指摘したりしていた。また、フォロワーの數(shù)が急増した場合は、時々マイクを片手に、友人としてパーソナリティーと共にネットユーザーとの交流をおこなっていた。四川在線が報じた。

2014年に大學(xué)を卒業(yè)した陳さんは約2年英語教師として働いた後、米誌フォーチュンが毎年発表している世界トップ企業(yè)500社に入る外資系企業(yè)の事務(wù)職として働いていた。しかし16年に旅行に出かけた際、その様子をライブ配信した際に、新たな道を見付けたのだという。

「以前ならピンクのスタジオでかわいくしていればたくさんのフォロワーが集まったけど今はそれではだめ。私たちが発掘しているのは、優(yōu)秀で、無限の可能性を秘めたパーソナリティー」と陳さん?！弗庭氓确Mのパーソナリティー」という言葉は現(xiàn)在、やや軽蔑の意味を帯びていることに関して、陳さんは不満を示し、「人材をＰＲできると同時に、合法的にお金を儲けることができる普通の仕事」との見方を示す。

ネット番組のパーソナリティーだけでは、フォロワーの數(shù)を伸ばすことができない時、マネージャーの出番となる。陳さんは、會社の管理業(yè)務(wù)を擔(dān)當すると同時に、自らライブ配信を1日少なくとも3時間こなし、その態(tài)度や話し方、メイクなどの點で手本を示している。また、毎日ニュースをたくさん見て、話題を増やし、従業(yè)員に手本を示すほか、専門家を雇って、ビッグデータを分析し、フォロワーに楽しんでもらえるようなコンテンツを作り上げ、フォロワーの數(shù)を伸ばせるよう従業(yè)員らをサポートし、さらに、実際に営業(yè)にも足を運んでいるということだ。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月28日