中日國交正?;?5周年を迎え、「中國帰國者?日中友好の會」の池田澄江理事長が率いる日本殘留孤児代表団102人がこのほど中國を訪問し、26日夜には、中國人民対外友好協(xié)會や中國日本友好協(xié)會から熱烈な歓迎を受けた。中國人民対外友好協(xié)會の宋敬武?副會長と池田澄江理事長は歓迎式典でそれぞれ挨拶し、在中國日本大使館の伊藤康一公使などの來賓も同式典に出席し、挨拶した。人民網(wǎng)が伝えた。
宋副會長は日本殘留孤児代表団に対して、その中日友好に向けた積極的な活動を認め、同代表団のメンバーが自発的に中國の養(yǎng)父母やその親戚のもとを訪れていることに賞賛の意を示した。宋副會長は、「中日両國は一衣帯水の隣國で、2000年以上にわたる友好交流の歴史がある一方で、日本の軍國主義による中國侵略という痛ましい歴史も存在する。日本の殘留孤児は侵略戦爭の被害者であり、中日友好の経験者でもある。つまるところ、『歴史を鑑として、未來に向かうべき』であり、歴史的教訓を真摯に受け止めることで、世界第2位と3位のエコノミーである中國と日本の間における平和、友好、協(xié)力関係を維持し、両國の國民はこれからも世々代々の友好を続けていけるだろう」とその考えを述べた。
池田理事長は挨拶の中で、「私を含む數(shù)十人の元中國殘留孤児が中國人と中國の養(yǎng)父母に対する感謝の気持ちを心にこめて第二の故郷を訪れ、まるで自分の本當の故郷に帰ってきたような気分を心から感じている。また、私は命続く限り、日中友好事業(yè)に全身全霊を盡くし、自分の子孫たちに日中友好の理念を受け継がせ、日中友好の使者になってもらう」と代表団全メンバーを代表して語った。
伊藤公使は、今回の訪中が同代表団の3回目の訪中活動であることを紹介。また、「殘留孤児たちは幼い頃、中國人と中國の養(yǎng)父母に育てられ、世話してもらったので、70-80代の高齢になった今でも中國の養(yǎng)父母のもとを訪れ続けており、その姿からは血縁や國籍を超えた思いが伝わり、深く感動させられる。今回の訪問はちょうど日中國交正常化45周年にあたり、この活動が日中関係の改善のためにプラスの影響をもたらすことを信じている」と述べた。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年6月28日
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