◆スマホを手放せない生活になって何を失った?
インターネットは生活の利便性を高め、娯楽と収益をもたらすが、悩みと戸惑いもある。
杭州市のIT企業(yè)で働くOLの程さんは最近、微信モーメンツの使用を停止したという。その理由は簡単だ。「思わずチェックしてしまい、通信量を消費(fèi)してしまうのはともかく、時(shí)間を無駄にしているから」
ドイツの調(diào)査會(huì)社「Statista」の統(tǒng)計(jì)データによると、中國のスマホユーザーは2016年にスマホを毎日3時(shí)間利用しており、「夢中度」で世界2位につけている。テンセントのデータによると、微信だけでも毎日の使用時(shí)間が1時(shí)間半のユーザーが半數(shù)に達(dá)している。
清華大學(xué)新聞?伝播學(xué)院の金兼斌教授は、「通信量経済は人々の注意力を奪い、自己喪失という最大の問題が生じる。スマホを手にして忙しそうに見えるが、その一部の仕事は急ぎのものではない。表面的にはネット記事を読み多くのことを?qū)Wんだように見えるが、得られる知識(shí)は系統(tǒng)的ではなく、問題を直接解決できるものではない」と指摘した。
テンセントが行った「SNS斷捨離」実験によると、15日続けて微信の使用時(shí)間を毎日30分に短縮すると、被験者の消極的な情緒が大きく改善され、仕事への集中度が大幅に高まった。
人と人がいつまでもスマホの交流のみに留まり、特に長期的にSNSにのめり込むと、性格や行為の形成に知らぬ間に影響が生じる。
北京の事業(yè)機(jī)関の管理職は、「近年採用している実習(xí)生、特に90年代生まれになると、EQ(心の知能指數(shù))や感情表現(xiàn)などの面に欠陥があると感じる。ルックス抜群でEQの高いモーメンツのイメージとはかけ離れている」と指摘した。
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