「スマホをかざすだけで乗車できるなんて、本當(dāng)に素早く便利だ!」-観光で南京の市街地を訪れていた王偉夫妻は23日、攜帯端末による料金支払いの體験をして、感嘆の言葉を口にした。南京市の路線バスでは同日から、全く新しい料金支払い方法が増え、D4番とD9番の2路線で、アリペイ(支付寶)を利用してQRコードを読み取るだけで乗車することが可能となった。人民網(wǎng)が伝えた。
南京公共交通集団副総経理と江南公司総経理を兼任する張宏濱氏は、次のように説明した。
「これは、南京公共交通集団とアリババ傘下の金融サービス企業(yè)?アントファイナンシャルによる『インターネット+公共交通協(xié)力協(xié)議』におけるプロジェクトの一つである。今のところ、市內(nèi)2路線で試行が始まっている。この2路線とは、所街と高新區(qū)総合ステーションをつなぐD4番と、莫愁湖公園西門と板橋新城をむすぶD9番で、同2路線では、全車両に専用のQRコード読み取り機が設(shè)置されている。読み取り機能を初めて使用する乗客は、先にアリペイ乗車QRコード機能を設(shè)定し、必要情報を入力して登録する必要がある」。
「QRコードを読み取って乗車する方法は、他の土地から出張や観光で南京を訪れた乗客、公共交通カードを持って外出するのを忘れた市民、小銭がない乗客にとって、非常に便利な機能だ?,F(xiàn)在、QRコード読み取りでの乗車の運賃は、現(xiàn)金による支払いと同じ価格に設(shè)定されており、公共交通カードに付與されている優(yōu)遇措置は受けられず、乗り換え割引も対象外となっている。今のところ、南京公共交通乗車優(yōu)遇措置は、公共交通カードや市民カードを利用して乗車する市民にだけ適用されている」。
全國「公共交通都市」建設(shè)モデルプロジェクトによる第一弾建設(shè)都市に指定されている南京市の公共交通では現(xiàn)在、「インターネット+公共交通」の効果的な浸透と深いレベルでの融合が、著実に進められている。全市400路線あまりの路線バスでは、スマート運行システムが実現(xiàn)している。毎日、約60萬人の利用者が、攜帯端末による「掌の上の公共交通」を活用している。各停留所には電光掲示板が設(shè)置され、路線情報やバス到著予想時刻などが示されている。路線バス運賃の支払い方法は、「金陵通公共交通ICカード」、「(カード番號が62から始まる)銀聯(lián)カード」、「蘇寧易付寶」などに加え、現(xiàn)在では攜帯端末による乗車も実現(xiàn)し、さまざまなニーズを持つすべての乗客が素早く便利にバスに乗車できるようになった。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月24日
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