「2017年度外務大臣表彰賞授與式」が4日、北京の在中日本大使館で行われ、天津外國語大學の修剛學長、北京戯曲評論學會のキン飛會長(キンは革へんに斤)ら5人が受賞した。人民網(wǎng)が伝えた。
同授與式には橫井裕駐中國日本國大使が出席し、表彰賞を授與した。橫井大使は、「今回の外務大臣表彰賞授與は岸田文雄前外務大臣の委任を受けて、日中友好分野において卓越した功績を挙げた各界の人々に感謝の意を伝えるためのもの。受賞者たちは一年を通して、それぞれの専門分野で活躍し、日中両國の関係の発展推進に力を盡くし、両國の外交に多大な貢獻をした」と語った。
今回の受賞者は、北京市月壇中學の呂世華?元校長、中國徐福會の張雲(yún)方會長、中國建設科技集団股フン有限公司(フンはにんべんに分)外事管理弁公室の張艶顧問、天津外國語大學の修剛學長、北京戯曲評論學會のキン飛會長の5人。
天津外國語大學の修剛學長は、「この賞は私個人に対して贈られた賞であるばかりか、さらには中國の日本語教育界を認める意義を持つ。日本語教育は中日交流の最も直接的な架け橋であり、今後教育の作用を発揮し続け、中國を理解した若者、日本を理解した若者を多數(shù)育成し、中日両國の世代にわたる友好に対して共に貢獻していく」と受賞に対する思いを述べた。
北京戯曲評論學會のキン會長は年間を通じて中日文化交流に盡力しており、20年にわたって日本の能楽、歌舞伎、中國の戯曲などの伝統(tǒng)蕓術(shù)分野の交流活動を何度も開催してきた。キン會長は、「日本は私の第二のふるさとで、日本文化には深い敬意を抱いており、日本に対して並々ならぬ思いがある。このような各個人の思いを結(jié)集させ続けることで、中日両國の國民の交流の強固な基礎が構(gòu)築され、今では、そのような各個人の思いは豊かなものとなり、強まり続けている」と語った。
中日関係について、橫井大使は、「今年は日中國交正?;?5周年にあたる。日本と中國は一衣帯水の隣國であり、その45年間の中で両國関係が困難に直面したときも、私たちは経済、學術(shù)、文化、人員交流、観光などの多くの分野における、予想を超えるめざましい発展と推進を目の當たりにしてきた」と述べた。
また來年は「中日平和友好條約」締結(jié)40周年にあたることに觸れ、橫井大使は、「現(xiàn)在の日中関係において、いくつかの難題を抱えているが、両國関係の改善は一歩ずつ進んでいる。在中日本大使館はこのチャンスをしっかりとつかみ、両國の協(xié)力、交流をより一層向上させることに全力で取り組む」との思いを語った。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月7日
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