「人生七十古來稀なり」と言われるように、70代にもなると、ゆっくり晩年を楽しむ人がほとんどだ。しかし、浙江省嘉興市平湖市に住む顧幼廬さんは72歳のときに、中國美術學院で絵畫を學ぶという大きな決斷を下した。顧さんはその一生を農村で土と共に生きてきたが、若い頃から美術が好きだったのだという。顧さんは3年前、村人全員の肖像畫を描きたいと思い立ったが、描けば描くほど自分の技術の足りなさを実感するに至り、美術學院に受験したいと思うようになったという。浙江在線が伝えた。
中國美術學院では60歳以上の學生の入學を受け入れていなかったが、顧さんの見事な畫力と美術に対する熱い思いを受け、何度か交渉を重ねた結果、顧さんは同學院への入學を果たした。授業(yè)を受けて1週間後、教師たちは顧さんの絵畫の基礎能力を認め、真面目に授業(yè)に取り組む態(tài)度を大いに賞賛した。顧さんは、「子供たちは全員大人になった。私もついに自分の夢を追いかけられるようになった」と話す。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年9月26日
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