ふらふらとした足どりの高齢者男性が橫斷歩道を半分ほど渡ったところで信號(hào)が変わってしまった（6月4日撮影）。

高齢者男性を背負(fù)いながら橫斷歩道を渡る綿陽(yáng)交通警察一大隊(duì)警察官の秦偉傑さん（6月4日撮影）。

「交通警察官が高齢者男性を背負(fù)って橫斷歩道を渡り、車は渡り終えるまで待ち続けた」という心溫まるニュースがこのほど、多くのネットユーザーの心をつかみ、転載されている。4日朝のラッシュ時(shí)に、四川省綿陽(yáng)市の三匯高架橋の交差點(diǎn)で、両脇に松葉杖をつき、ふらふらとした足どりの高齢者男性が橫斷歩道を渡ろうとしていた。半分ほど渡ったところで信號(hào)が変わってしまったが、車やバイクなどは1臺(tái)も発進(jìn)することなく、また橫斷歩道を速く渡るよう促すクラクションを鳴らす人もいなかった。新華網(wǎng)が伝えた。

この高齢者男性を目に止めた綿陽(yáng)交通警察一大隊(duì)警察官の秦偉傑さんはすぐさま男性のところまで駆け寄り、男性を背負(fù)うと交差點(diǎn)の中央線まで移動(dòng)してから、次の信號(hào)まで待ったという。秦さんは當(dāng)時(shí)を振り返り、「交通量がとても多い時(shí)間帯だったので、素早く移動(dòng)しようとした場(chǎng)合、背負(fù)われながらの移動(dòng)はその高齢者男性にとって心地よいものではないと思い、中央線まで移動(dòng)して信號(hào)を待ってから、反対側(cè)の歩道まで支えながら移動(dòng)した」と語(yǔ)った。

このニュースに対して、ネットユーザーたちは、「この警察官の善意溢れる行動(dòng)に心溫まり、元?dú)莞钉堡椁欷?！」や「こ?人が渡りきるのを待っていたドライバーたちの優(yōu)しさにも稱賛を送りたい！」といったコメントを寄せた。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年6月5日