習(xí)近平國家主席が6月27日から29日まで日本?大阪に滯在し、第14回G20サミットに出席した。訪日を終えるにあたり王毅國務(wù)委員兼外交部長(外相)が隨行記者団に説明を行い、中日首脳會談については「雙方は両國関係のさらなる改善と発展の推進について10の共通認(rèn)識にいたり、今後の中日関係の方向性を明確にした」と指摘した。中國新聞社が伝えた。
王部長は「習(xí)主席による今回の大阪でのG20サミット出席を日本側(cè)は非常に重視していた。雙方は両國関係のさらなる改善と発展の推進について10の共通認(rèn)識にいたり、▽中日間の4つの基本文書の確立した諸原則を遵守し、『互いに協(xié)力のパートナーであり、互いに脅威とならない』との政治的共通認(rèn)識を?qū)g行する▽上層部によるリードを強化し、利益の融合を深め、互いの企業(yè)に公正で非差別的かつ予測可能なビジネス環(huán)境を提供する▽文明間の対話を提唱し、民心の通じ合いを促進し、敏感な問題を適切に扱い、建設(shè)的な二國間安全保障関係の構(gòu)築を推進する▽グローバルな試練に連攜して対処し、多國間主義と自由貿(mào)易體制を守り、新時代の要請に合った中日関係の構(gòu)築に共に努力する――必要性を強調(diào)した。こうした共通認(rèn)識によって、今後の中日関係の方向性が明確になった」と指摘。
「今回の訪問で、習(xí)主席は韓國の文在寅大統(tǒng)領(lǐng)とも會談し、二國間関係及び朝鮮半島情勢について意見交換し、新たな共通認(rèn)識にいたった。習(xí)主席はフランスのマクロン大統(tǒng)領(lǐng)、ドイツのメルケル首相と各々會談し、二國間及び多國間の枠組で対話と協(xié)力を引き続き推進し、中國EU関係の深い発展を先導(dǎo)することを決めた。習(xí)主席は新興國と発展途上の大國の首脳との団結(jié)?協(xié)力を重視しており、南アフリカのラマポーザ大統(tǒng)領(lǐng)、インドネシアのジョコ大統(tǒng)領(lǐng)と各々會談した。BRICS首脳會談、中露印首脳會談への出席時、習(xí)主席は▽BRICS戦略的パートナーシップを深化させ、経済、政治?安全保障、人的?文化的交流という3大分野の協(xié)力をバランス良く推進し、BRICS協(xié)力の基礎(chǔ)を固める▽中露印三者協(xié)力體制を強化し、『対立ではなく対話、同盟ではなくパートナー』を堅持し、ウィンウィン、良好な相互作用という大國間協(xié)力の新たな道を歩む――必要性を強調(diào)した」と述べた。
また「現(xiàn)在中東情勢と朝鮮半島問題は重要で敏感な節(jié)目にあり、大國間関係の行方に影響を及ぼしており、今回のサミットで各國の注視する議題となった。習(xí)主席は各國首脳と意思疎通と意見交換を行い、立場を調(diào)整し、関係國に対して対話と協(xié)議を強化し、地域の平和?安定を維持するよう促し、導(dǎo)いて、紛爭問題の政治的解決を後押しするために建設(shè)的役割を発揮した」と指摘した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月1日