中國(guó)の孔鉉佑駐日大使は18日に東京で読売新聞の単獨(dú)インタビューに応じ、中日関係、G20大阪サミット、「一帯一路(the Belt and Road)」共同建設(shè)などについて中國(guó)側(cè)の立場(chǎng)と主張を明らかにした。中國(guó)新聞社が伝えた。
孔大使は「今回の大阪サミットは重要な節(jié)目にあたり、特殊な情勢(shì)に直面している。世界経済は下押し圧力が再び増大し、不確定性が著しく上昇し、一國(guó)主義と保護(hù)主義の逆流が國(guó)際秩序、多角的貿(mào)易體制、世界市場(chǎng)の信頼に打撃を與えている」と述べた。
また「中國(guó)側(cè)は各國(guó)と共に、サミットが各國(guó)間の共通認(rèn)識(shí)を形成し、調(diào)整と協(xié)力を強(qiáng)化し、世界経済と多國(guó)間協(xié)力に対する國(guó)際社會(huì)の信頼を下支えする後押しをしたい。日本側(cè)には議長(zhǎng)國(guó)として各國(guó)と共に、サミットが多國(guó)間主義を支持し、世界貿(mào)易機(jī)関(WTO)を中心とする多角的貿(mào)易體制を維持し、開放型世界経済を構(gòu)築する後押しをしてもらいたい。同時(shí)に、パートナー精神を発揚(yáng)し、マクロ経済政策の調(diào)整を強(qiáng)化し、世界経済の安定的成長(zhǎng)を後押しし、途上國(guó)の懸念に配慮してもらいたい。特定の國(guó)が経済貿(mào)易摩擦をエスカレートさせている現(xiàn)在の狀況では、特にコンセンサスを堅(jiān)持し、意見の溝を適切に取り扱う必要がある」とした。
孔大使は「中國(guó)は日本にとって最大の輸出相手國(guó)であり、中日間の貿(mào)易額は例年3000億ドルの高水準(zhǔn)を維持している。日本企業(yè)が中國(guó)で生産し、米國(guó)に輸出する製品の価値は年1兆円に上る。中日の経済貿(mào)易関係は高度に融合しており、両國(guó)は共に國(guó)際自由貿(mào)易體制の受益者であり、開放型世界経済と自由貿(mào)易體制を共同で維持する責(zé)任がある。中日は世界経済の『安定の錨』及び『スクリュー』となり、自由貿(mào)易體制を積極的に提唱し、多國(guó)間主義を共同で維持し、開放型世界経済の構(gòu)築促進(jìn)に多くの貢獻(xiàn)をする必要がある」と指摘した。