米側(cè)が世界貿(mào)易機関（WTO）における途上國の地位に関する問題について、90日內(nèi)の規(guī)則見直しを要求したことについて、外交部（外務?。─稳A春瑩報道官は29日の定例記者會見で「WTOはいかなる1カ國または少數(shù)の國々の一存で決まるものでもない。米側(cè)はその言動によって、わがままな傲慢さと自分本位を改めて露呈した」と述べた。

【記者】報道によると米側(cè)は26日、WTOにおける途上國の地位に関する問題について覚書を公表。WTOが90日內(nèi)に規(guī)則を見直さない場合、米側(cè)は一方的な行動に出る可能性があるとした。覚書は中國にも繰り返し言及している。これについてコメントは。

【華報道官】WTOはいかなる1カ國または少數(shù)の國々のものでもなく、いかなる1カ國または少數(shù)の國々の一存で決まるものでもなく、加盟國全體の意向を尊重する必要がある。実際には、この問題についてWTO加盟國はすでに繰り返し対応している。

「特別かつ異なる待遇」はWTOの基本的価値観と基本原則の具體的な現(xiàn)れだ。大多數(shù)のWTO加盟國は、WTOをどう改革するにしても、こうした基本的価値観と基本原則を維持しなければならないと主張している。米側(cè)はかつて同様の提案を2回行ったが、いずれも鼻であしらわれた。米側(cè)は己を正しく知る賢さを持ち、こうした主張が支持されないことをわきまえるべきだ。

世界最大の途上國である中國が途上國の位置付けを堅持するのは、しかるべき國際責任を回避するものではなく、途上國の基本的権利を主張し、國際公平?正義を守るものである。皆が私と同様に感じていると信じる。米側(cè)はWTOにおける途上國の地位に関する今回の言動によって、わがままな傲慢さと自分本位を改めて露呈した。こうしたやり方は「世界最大の大國」としてのその地位と見合わないものだ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月30日