王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）は20日、第9回中日韓外相會談に出席するため訪中した日本の河野太郎外相、韓國の康京和外相と北京でそれぞれ會談した。新華社が伝えた。

河野外相との會談で王部長は「中日関係の一層の改善と発展の成果はようやく得られたものであり、雙方は一層大切にすべきだ。緊密な意思疎通を行い、次の段階の上層部政治交流のために必要な環(huán)境と良好な雰囲気を創(chuàng)造するべきだ。多國間分野の協(xié)力を強(qiáng)化し、あらゆる形の保護(hù)主義と一國主義に反対すべきだ」と述べた。

王部長は中日間の敏感な問題における中國側(cè)の原則的立場を明確に表明したうえで、雙方がリスクの防止?制御を強(qiáng)化し、摩擦や溝に建設(shè)的に対処する必要性を強(qiáng)調(diào)した。

河野外相は「日本側(cè)は中國側(cè)と緊密に協(xié)調(diào)して、次の段階の上層部政治交流が前向きな成果を得るよう確保したい」と述べた。

王部長は、米側(cè)がこの地域に地上発射型中距離ミサイルを配備することに反対するとの中國側(cè)の原則的立場を明確に表明した。

河野外相は、日本側(cè)が引き続き専守防衛(wèi)政策を堅(jiān)持することを重ねて表明した。