中國の張軍國連大使は6日「多國間主義を堅持し、國際協(xié)力を強(qiáng)化し、力を合わせてテロリズムと組織犯罪の脅威に対処すべきだ」と述べた。新華社が伝えた。
張大使は同日開かれたテロリズムと組織犯罪の問題に関する國連安保理のハイレベル公開討論で「現(xiàn)在、テロリズムは組織犯罪と合流し、浸透し合って、國際的な平和と安全に対する重大な脅威となっている。國際社會は各レベルの協(xié)力や情報交流を強(qiáng)化し、成功したノウハウを共有し、確かな行動を取って、テロリズムと組織犯罪に効果的に打撃を與え、國際的な平和と安全を共に守るべきだ。テロ対策は國連憲章の趣旨と原則に従い、國連を中心とする?yún)f(xié)調(diào)の役割を尊重し、統(tǒng)一的基準(zhǔn)を堅持すべきだ。テロ対策行動は當(dāng)事國の主権、獨立、領(lǐng)土的一體性を尊重しなければならない。包括的で的確な措置を講じてテロ組織と組織犯罪集団との武器、人身、違法薬物、文化蕓術(shù)品売買、及び自然資源や野生動物の不法取引などにおける結(jié)託に対処し、合法的な企業(yè)や非営利組織などが悪用されるのを防ぐべきだ」とした。
さらに、「テロリズムの脅威を前に國際社會は団結(jié)を維持しなければならない。テロリズムに良し悪しはなく、テロ対策においてはダブルスタンダードや政治的利用に反対しなければならない。中國は常に多國間主義の側(cè)、國際正義の側(cè)に立っている。中國はテロ対策関連の全ての國連決議を斷固として実行に移し、世界及び地域のテロ対策協(xié)力に積極的に參加している。中國は國連組織犯罪防止條約の締約國として、立法、法執(zhí)行、司法など多重の措置を講じて、條約の義務(wù)を積極的に履行している。中國は引き続き國際社會、特にアフリカ諸國を含む途上國とテロ対策や國際的組織犯罪の取り締まりの問題について多國間の交流や能力構(gòu)築協(xié)力を?qū)g施し、引き続き國連のテロ対策事業(yè)を政治的?財政的に支え、國際的な平和と安定を共に守っていく」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月7日