中國共産黨第19期五中全會が10月26~29日に北京で開催され、國民経済?社會発展の第14次五カ年計畫及び2035年までの長期目標の策定に関する重要な問題を検討する。これは第13次五カ年計畫における各目標?課題の成功裏の達成を目前にして開催される重要な會議であり、中國と世界の発展に一段と大きな自信を與えるものとなる。
中國の発展にとって五カ年計畫は中國共産黨による國家統(tǒng)治の重要な手段であり、中國の歩みを測る顕著な道標でもある。1953年に第1次五カ年計畫を開始してから、2020年に第13次五カ年計畫を近く完成するまで、各時期の歴史的特徴を物語ってきた。
とりわけ第13次五カ年計畫期間に、中國は発展の全局に関わる深い変革を完成した。新発展理念に率いられ、質(zhì)の高い発展を方向性とし、イノベーションが最大の原動力となり、協(xié)調(diào)が內(nèi)生的特徴となり、環(huán)境への配慮が普遍的形態(tài)となり、開放が必ず通らねばならぬ道となり、共に享受することが根本的目的となり、中國の経済力、科學技術力、総合國力は新たな大きな階段を駆け上がった。この5年間、発展の不均衡?不十分という矛盾を力強く段階的に解消し、外的試練の著しい高まりという複雑な局面に冷靜沈著に対処し、新型コロナウイルスの感染拡大という深刻な打撃と斷固果斷に闘い、成果の著しい中國の奇跡を引き続き創(chuàng)造し、群を抜いて優(yōu)れた中國の力をはっきりと示した。
現(xiàn)在世界情勢は過去百年間なかった大変動の最中にあり、経済のグローバル化が逆流に遭遇し、世界は混迷と変革の時期に入っている。中國は中華民族の偉大な復興の実現(xiàn)の正念場にあり、社會の主要矛盾の変化が新たな特徴と新たな要求をもたらし、質(zhì)の高い発展が急がれており、第14次五カ年計畫の重要な意義は言わずとも明らかだ。
第14次五カ年計畫期間は社會主義現(xiàn)代化國家の全面的建設の新たな征途を開き、第2の百年奮闘目標に向けて進む最初の5年間にあたる。習近平総書記が第14次五カ年計畫の策定作業(yè)に重要な指示を出してから、中央政治局で第19期五中全會への上程文書について議論し、さらに中央政治局常務委員會で第13次五カ年計畫の実施に関する総括評価報告を受けるまで、第14次五カ年計畫の発展狀況は明確に記されてきた。
第14次五カ年計畫の征途に近く足を踏み入れる中國は、無限の生命力と活力を秘めると同時に、一段と困難な任務と試練に直面してもいる。第13次五カ年計畫の殘した「資産」を攜えて、特殊な年において新型コロナ対策と経済回復の雙方で世界の前列を歩んでいるという望ましい狀態(tài)をしっかりと捉え、勢いに乗じて上を目指し、果敢に変革し、社會主義現(xiàn)代化國家の全面的建設のために良いスタートを切り、中國は新たな栄光と共に中國共産黨結黨100周年を迎えることになる。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月27日