米國がアフガニスタンからの軍撤退計畫を発表したことについて、外交部(外務(wù)?。─乌w立堅報道官が15日の定例記者會見で質(zhì)問に答えた。
【記者】バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)は14日、アフガニスタンでの戦略目標(biāo)をすでに達(dá)成したとして、駐留米軍2500人の撤退を5月1日に開始し、9月11日までに完了すると発表した。米側(cè)は撤退について、中國との競爭を含む脅威や中國から突きつけられた挑戦に力と資源を集中することも考慮したと述べた。これについて中國側(cè)としてコメントは。
【趙報道官】現(xiàn)在もなおアフガニスタンの治安情勢は複雑で厳しく、テロリズムの問題は解決に程遠(yuǎn)い。中國の立場は一貫した明確なものだ。アフガニスタンに駐留する外國軍は責(zé)任と秩序ある方法で撤退し、アフガニスタン情勢の平穏な移行を確保して、テロ勢力が混亂に乗じて勢いを増すのを防ぐべきだ。米國はアフガニスタン問題に影響のある最大の外的要因であり、米側(cè)はその決定と行動においてアフガニスタンの主権と獨立及び領(lǐng)土的一體性の尊重を十分に考慮し、しっかりと責(zé)任を擔(dān)い、アフガニスタンの平和的復(fù)興の成果を守るとともに、地域の國々の理にかなった懸念にも十分に配慮するべきだ。
アフガニスタンからの軍撤退をいわゆる中國からの挑戦への対処と結(jié)び付ける米側(cè)の言論は、一部の者の暗黒心理と根深い冷戦?ゼロサム思考の反映であり、中米間の相互信頼を損ない、國際?地域問題における両國間の調(diào)整と協(xié)力にとってマイナスだ。アフガニスタン問題を政治的方法で解決し、アフガニスタンの平和?安定を早期に実現(xiàn)し、テロリズムに打撃を與えることは中米を含む関係各國の共通利益にかない、國際社會が一致して期待しているものでもあるということを強(qiáng)調(diào)したい。中國は引き続きこれについて関係各國と意思疎通や協(xié)力を保ち、アフガニスタンの長期的な安定と平和の早期実現(xiàn)に向けて建設(shè)的役割を果たしたい。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月16日