王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）は5日、 カナダのジョリー外相と電話會談を行った。

王部長は「中國?カナダ両國民は長年友好的に付き合っており、カナダは西側(cè)で最も早く中華人民共和國と國交を樹立した國の1つだ。だが近年、孟晩舟事件のために両國関係の発展が深刻に損なわれている。これは我々が望んでいなかったことだ。中國は常に戦略的?長期的視點でカナダとの関係を受け止め、取り扱ってきた。両國関係の現(xiàn)狀は雙方にとって利益にならない。カナダ側(cè)は問題を直視し、中國側(cè)と向き合って進(jìn)むべきだ」と述べ、次の必要性を指摘した。

（1）中國を積極的かつ客観的に受け止め、穏健で実務(wù)的な対中政策を遂行する。中國?カナダ間には歴史的なもめ事も、現(xiàn)実的な利害衝突もない。カナダ側(cè)が互恵?ウィンウィンという目標(biāo)に基づき、相互信頼の増進(jìn)、二國間関係の促進(jìn)に資する事をより行うことを望む。

（2）互いの核心的利益を尊重し、中國?カナダ関係に新たな障害を設(shè)けない?！敢护膜沃袊乖瓌tは両國関係の政治的な基礎(chǔ)だ。臺灣地區(qū)問題をうまく扱わなければ、両國関係は根本的に損なわれる。カナダ側(cè)が中國の核心的利益に関わる問題において、正しい姿勢と立場を取ることを望む。

（3）自主獨立を堅持し、不必要な外的妨害を排除する。カナダが中國と共に外的妨害を排除し、困難を克服して、二國間関係の健全で安定した持続可能な発展を?qū)g現(xiàn)することを望む。

ジョリー外相は「カナダは中國の主権と制度、中國國民が自主獨立的に行った選択を尊重し、中國の発展、特に貧困脫卻における多大な成果を積極的に評価している。このところ、カナダと中國の関係は困難な段階にあり、カナダは中國側(cè)と胸襟を開いて接し、尊重し合い、前向きな精神で、両國関係を正常な軌道へと徐々に戻し、より強(qiáng)靭な二國間関係を構(gòu)築することを望んでいる」とした。

両氏はウクライナ問題についても意見交換。王部長は「中國側(cè)の立場については、すでに習(xí)近平國家主席が全面的かつ権威ある説明を行った。中國は各方面に対して、冷靜かつ理性的に考え、平和を?qū)g現(xiàn)するチャンスを作り出し、交渉の展望を切り開くよう呼びかける。目下、交渉は曲折と困難に直面しているが、交渉を継続しさえすれば、停戦の可能性があり、平和への希望が持てる。中國は引き続き客観的かつ公正な立場で、そのために建設(shè)的役割を果たしていく」と述べた。ジョリー外相は、中國側(cè)と意思疎通を継続する意向を表明した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年4月6日