福建省漳州市詔安県教育局はこのほど、ちょっと変わった寄付金贈呈式を開いた。それは今年、中國の名門大學(xué)である清華大學(xué)に合格した張沈心然さんが、同県教育局に対して、自身が手にした奨學(xué)金10萬5千元(約200萬円)を寄付するという贈呈式だった。この寄付金は、経済的支援を必要とする貧困學(xué)生のために運(yùn)用される。
張さんは今年、清華大學(xué)に優(yōu)秀な成績で合格し、10萬5千元の奨學(xué)金を手にした。この奨學(xué)金の主な財(cái)源は、家族基金や村民?友人から贈られた奨勵(lì)金だった。
「大學(xué)に合格したものの、學(xué)業(yè)の道に進(jìn)むための充分な経済的條件に恵まれていない學(xué)生が沢山いることを知っている。私が手にした奨學(xué)金をそのような學(xué)生に使ってもらったほうがより意義があると思ったから」と張さん。彼女の両親もその考えに賛同し、微力ながらも少しでも多くの學(xué)生を支援することで、彼らが學(xué)業(yè)の道に勇気ある一歩を踏み出し、夢を追い続けて欲しいと望んでいるのだという。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年8月12日