東北虎豹(アムールトラ?ヒョウ)國家公園には、アムールトラの「戸籍登録官」という特殊な職業(yè)に攜わる人がいる。アムールトラの模様は、人間の指紋のように個體差があるため、「戸籍登録官」は、アムールトラの全身の模様の配置、長さや幅、色や形に基づいて個體識別を行い、アムールトラに「身分証」を與えることで、アムールトラの家族の「家系図」を作成している。東北虎豹國家公園管理局琿春分局科研監(jiān)視測定センターに勤める段蓮茹さんは、この業(yè)務(wù)を擔當している。吉林日報が伝えた。
アムールトラは、世界生物多様性保全における象徴種のひとつで、アムールトラとその生息地を保護するために、中國政府は吉林省と黒竜江省にまたがる、面積1萬4千平方キロメートル以上の東北虎豹國家公園を設(shè)立した。段蓮茹さんが擔當するエリアには、5千臺以上の赤外線カメラが設(shè)置されており、1日あたり數(shù)百に及ぶアムールトラのモニタリング畫面を比較しなければならない。
ここ數(shù)年、生態(tài)環(huán)境が改善されるのに伴い、トラやヒョウの數(shù)がますます増えている。関連統(tǒng)計データによると、東北虎豹國家公園が完成する前、アムールトラの子トラが成獣に達するまでの生存率はわずか33%だったが、現(xiàn)在は50%以上の子トラが成獣になるまで生き延びることができるようになっている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月28日