中國政府ユーラシア事務(wù)特別代表の李輝氏が26日にロシアを訪問し、ラブロフ外相、ガルージン外務(wù)次官らと會談し、中露関係及びウクライナ危機の政治的解決などについて意見交換を行った。外交部（外務(wù)省）ウェブサイトが伝えた。

雙方は、習(xí)近平國家主席による先般のロシア訪問の成功により雙方間の政治的相互信頼が一層深まり、両國民の世々代々の友好の政治的な基礎(chǔ)と民意の基礎(chǔ)が固まり、中露の包括的な実務(wù)協(xié)力に新たな力強い原動力が與えられたとの認(rèn)識で一致。雙方は、習(xí)主席とプーチン大統(tǒng)領(lǐng)の重要な共通認(rèn)識を全面的に実行に移し、二國間?多國間の戦略的協(xié)力及び各分野での交流?協(xié)力を一層強化し、新時代の中露関係を拡充し続けていくとした。

李特別代表は「ウクライナ危機の問題において、中國は一貫して國連憲章の趣旨と原則に従い、客観的で公正な立場を堅持し、積極的に和平交渉を促進し、物事自體の理非曲直に従って自らの立場を決定し、常に揺るぎなく平和の側(cè)、対話の側(cè)、歴史の正しい側(cè)に立っている。中國は『ウクライナ危機の政治的解決に関する中國の立場』文書を基礎(chǔ)に、ロシアを含む各國と交流や対話を強化し、ウクライナ危機の政治的解決のために確かな努力をしていく」とした。

ロシア側(cè)はウクライナ危機の平和的解決に向けた中國の具體的な努力を稱賛。習(xí)主席の打ち出した「4つのすべき」「4つの共同」「3つの思考」を高く評価し、中國側(cè)の原則的立場は危機の平和的解決に寄與するとの認(rèn)識を示した。また、引き続き政治的解決という方向性を堅持するとともに、中國側(cè)との意思疎通や協(xié)調(diào)を強化していくとした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月29日