中國外交部(外務(wù)?。┟字?大洋州司(局)の楊濤司長(zhǎng)は19日、米國のブリンケン國務(wù)長(zhǎng)官の訪中の狀況を説明した。中央テレビニュースが伝えた。
楊司長(zhǎng)は、「今回のブリンケン國務(wù)長(zhǎng)官との會(huì)談は、率直で、踏み込んだ、建設(shè)的なものだった。中國側(cè)は會(huì)談の中で以下の點(diǎn)を重點(diǎn)的に述べた」として、次の6點(diǎn)を挙げた。
(1)現(xiàn)在の中米関係の困難な局面の根本的な原因がどこにあるかをはっきりさせた?,F(xiàn)在、中米関係は國交樹立以降で最も低迷しており、こうした狀況は両國民の根本的な利益に合致せず、國際社會(huì)の共通の期待にも合致しない。中米関係を低迷させた根本的な原因は、米國が中國に対する誤った認(rèn)識(shí)を持ち、中國に対する誤った政策を取ったことにある。
(2)中米関係は曲折を経ており、米國は深く反省する必要があることを指摘した。米國は中國に対する客観的で理性的な認(rèn)識(shí)を持ち、中國と向き合って進(jìn)み、中米関係の政治的基礎(chǔ)をしっかり守り、予想外の偶発的な出來事に冷靜で専門的かつ理性的に対処し、溝を管理?コントロールし、戦略面での偶発的事態(tài)を回避しなければならない。習(xí)近平國家主席とバイデン大統(tǒng)領(lǐng)がバリ島での會(huì)談で達(dá)した共通認(rèn)識(shí)を徹底して実施し、中米関係の悪化を食い止めて安定させ、正しい軌道に戻るよう推進(jìn)しなければならない。
(3)中米関係を安定させる方向性と道筋を示した。中米雙方は歴史や人々、世界に対して責(zé)任ある態(tài)度で、中米関係の悪化を転換させ、健全で安定した軌道へ戻ることを推進(jìn)し、新しい時(shí)期に中米が正しく付き合う道を共同で探し出すべきである。目下の急務(wù)は、両國首脳のバリ會(huì)談での共通認(rèn)識(shí)を真に実行に移し、習(xí)主席が打ち出した相互尊重、平和共存、協(xié)力ウィンウィンの原則を従うことであり、これは雙方がともに堅(jiān)持すべき精神、共同で守り抜くべき最低ライン、共同で追求すべき目標(biāo)でもある。
(4)中國の発展振興の歴史的なロジックと必然的な流れを説明し、中國式現(xiàn)代化の鮮明な特徴と全過程にわたる人民民主の豊富な內(nèi)容について説明し、米國に対し「國が強(qiáng)くなれば必ず覇権を唱える」という紋切り型の見方を中國に當(dāng)てはめず、西側(cè)の伝統(tǒng)的大國がこれまでに歩んだ道筋を基準(zhǔn)にして中國を誤って判斷することのないよう促した。
(5)中國の核心的利益と重大な関心事におけるボトムラインとレッドラインについて重ねて説明した。中國は臺(tái)灣、民主主義?人権、路線?制度、科學(xué)技術(shù)への抑え込みなどの問題における中國の厳正な立場(chǎng)を説明し、明確な要求を打ち出した。米國に対し、「一つの中國」の原則と中米間の3つの共同コミュニケを遵守し、中國の主権と領(lǐng)土的一體性を尊重し、「臺(tái)灣獨(dú)立」に明確に反対するよう促した。さらに、「中國脅威論」を煽りたてることをやめ、中國に対する不法な一方的な制裁を撤廃し、中國の科學(xué)技術(shù)の発展への抑え込みをやめ、中國の內(nèi)政にみだりに干渉しないことを求めた。
(6)一連の前向きな共通認(rèn)識(shí)に達(dá)し、成果をあげた。そのうち最も重要なのは、両國首脳のバリ島會(huì)談で確定された共通認(rèn)識(shí)を?qū)g行に移し、會(huì)談で確定されたアジェンダに戻ることで雙方が同意した點(diǎn)だ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年6月21日